日本人の死亡原因1位はガン|死亡原因の高い部位を統計データから解説







若い方から老後を迎えようとしている方まで自分がどのような病気や怪我で死亡するのかは気になるところです。自分の死亡原因が分かっていれば過剰に保険に加入する必要も無くなるのですが、分かるものなら知りたい。というのも本音でしょう。

そこで今回は、統計データから死亡原因を解説したいと思います。活用する統計データは「平成28年(2016)人口動態統計(確定数)の概況」を参照しております。

日本人の死亡原因の統計

まず、日本人全体の死亡原因の統計データを確認すると「悪性新生物」すなわち「ガン」が原因で死亡する人が28.5%と最も高い割合担っております。次いで「心疾患」が15.1%と続いています。

心疾患で亡くなる方は90歳以上の死亡原因1位となりますので高齢になるほど死亡するリスクが高まると言えます。

一方で「ガン」については40歳から89歳までの方が死亡する原因1位であることから、90歳までにガンにならなければ生涯ガンにならない。と言える確率は高まると言えそうです。

日本人男性の死亡原因の統計

男性の場合の死亡原因について確認すると、こちらも同じく「悪性新生物」である「ガン」が死亡原因1位となります。全体平均よりも高く32.6%の方が「ガン」で亡くなっております。

保険に加入するならまず「ガン保険」と言えるのも頷けます。また、男性で90歳以上の方の死亡原因は「肺炎」が1位となりますので、全体の平均とは異なる統計結果となりました。

それでも、50歳から84歳までは「心疾患」の死亡原因は2位となりますので、男性の場合は「ガン」「肺炎」「心疾患」には十分に注意した方が良いと言えそうです。

日本人女性の死亡原因の統計

女性の場合の死亡原因について確認すると、こちらは男性よりも割合が減少しますが、「悪性新生物」である「ガン」が死亡原因1位となります。24.2%の方が「ガン」で亡くなっております。

女性の場合は、85歳から99歳までに死亡する原因1位が「心疾患」となりますので男性の「肺炎」とは死亡原因が異なることが特徴です。

そのため、男性よりも女性の方が「心疾患」で亡くなる割合が2.7%高くなっております。肺炎の割合は1.2%少なくなっております。

死亡原因になった部位別のガン(男性)

やはり「ガン」で死亡する方が非常に多いということが分かりました。そこで、もう少し「ガン」について統計データを確認すると死亡原因になった部位別(ガン)の統計が出ておりました。

その結果、男性の場合は「気管,気管支及び肺の悪性新生物」が23.9%となります。また、男性特有であるのが「前立腺のガン」で死亡割合は5.4%と全体と比較すると高い傾向にあります。

男性は、女性に比べると喫煙率が高い(男性28.2%、女性9.0%)ことから、肺がんや肺炎が原因で死亡する方が多いと考えることも出来るでしょう。

死亡原因になった部位別のガン(女性)

女性の場合の死亡原因になった部位別(ガン)の統計データを確認すると、男性同様に「気管,気管支及び肺の悪性新生物」が14.0%と最も高くなりました。

一方で、「結腸の悪性新生物:11.4%」「膵の悪性新生物:10.7%」「胃の悪性新生物:10.2%」とその他の部位も高い確率でガンになり死亡する傾向があります。

男性は比較的に偏りがあったことに比べる女性は満遍なくガンになり易いと言えるでしょう。また、「子宮、卵巣:7.2%」と女性特有のガンにも注意が必要と言えます。

死亡原因となったガンであることに注意

上記の統計データは死亡原因になったガンである点に注意が必要です。どのガンが死亡率が高いかは別の問題となりますので、直接死亡原因として低いガンでも高い確率で死亡する場合もありますので油断を出来ない。という事になります。

まとめ

日本人の死亡原因について統計データから解説を行いました。

全体、男女共に「ガン」で亡くなる方が非常に多いことから「ガン保険」は将来通じて必要な保険と言えるかもしれません。また、高齢になるほど「心疾患」や「肺炎」で亡くなるリスクも高まると覚えておきましょう。

ただ、闇雲に保険に加入する必要もないかもしれません。公的年金に加入している方であれば末期のガンになった場合は障害年金が支給され、亡くなった場合は遺族年金が支給されます。

まずは、公的な制度でどの程度、金銭面で支援があるのか確認した上で不足する分を保険で保障するようにしましょう。

年金制度や保険などを正しく理解することは非常に重要です。特に50歳を超えてからは上記の死亡原因で亡くなる可能性が高まりますし、死亡せずとも仕事ができない状態になる可能性もあります。

そのため、正しい知識を身につけることが必要になります。「50代から学ぶ「定年後設計スクール」が老後の不安を解消させる理由」にて老後に向けたリスク対策と講座を紹介しておりますのでご参照頂き少しでも老後の不安を解消してもらえればと思います。









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