厚生年金手帳って何!?それすなわち年金手帳のこと







今回は厚生年金手帳というものが会社から届いていない。と質問を頂戴しましたので質問者様への回答を含めて「厚生年金手帳とは一体どのこと指しているのか?」解説を行いたいと思います。

質問内容は以下の通りです。

質問内容

私は、今年の4月から初めて正社員になったもので半年ほど会社員として働く新卒社員です。毎月給与から「厚生年金保険料」という名目で徴収されていますが、記憶の中では厚生年金手帳というものが会社から貰えると思っています。

ただ、4月に入社してからすでに半年が経過したにも関わらず厚生年金手帳が一向に届く気配がありません。

勤めている会社が初めての新卒社員を採用したという背景で規模も小さい会社のため、正しく手続きがされていないのではないかと不安で仕方ありません。

会社に問い合わせをしようかと思っていますが、変に疑っていると思われるのも嫌なので正しい知識を教えて頂けますと幸いです。

ちなみに手元には20歳になった時に送られてきた青色の年金手帳はあります。これが厚生年金手帳に変わると思っています。よろしくお願いします。

厚生年金手帳は青色の年金手帳のこと

まずは、回答からお伝えしたいと思いますが、20歳の時に送られた青色の年金手帳こそが厚生年金手帳となります。

厳密には、年金手帳は国民年金も厚生年金も両方を対応しておりますのでお手元に青色の年金手帳があれば何ら問題はありません。

年金手帳の色の違いとは?青・オレンジ・茶色へと変わった理由を解説」にて解説をしましたが、以前は国民年金と厚生年金が別々の時代があったり基礎年金番号が記載されていないオレンジ色の年金手帳があったりしましたが、現在は青色の年金手帳に統一管理されております。

年金手帳はこのような青色の手帳

厚生年金を納めているかの確認方法

質問者様は正しく手続きができているか不安とのことでしたが、毎年誕生日の前月に日本年金機構から「年金定期便」が届きます。

年金定期便にはこれまで納付した年金の記録が記載されておりますので、万が一手続きが出来ていなければ「年金定期便」を確認すればしっかりと年金を納めているか確かめることが可能になります。ただ、法人企業は一部を除き厚生年金への加入が義務付けされておりますので基本的には安心しても問題ありません。

年金定期便の確認方法は「年金定期便の見方を解説|いくらもえるか全てが分かる便利なはがき」をご確認頂ければ見方を解説しておりますのでご参照ください。

厚生年金手帳(年金手帳)は転職時などに利用

質問者様への回答としては上記をご確認いただくことで問題はないと思います。ここからは年金手帳がどのような時に活用出来るのか解説をしたいと思います。

年金手帳を活用する時

  • 年金受給の申請時
  • 公的年金の各種手続き時
  • 身分証明証
  • 就職・転職時の厚生年金加入時

質問者様はまだお若いと想定されますので年金受給の手続きなどはまだ先になるかもしれません。そのため、最も年金手帳を利用する可能性が高いのは就職や転職時となるでしょう。

厚生年金に加入する時は、年金手帳に記載されている基礎年金番号を確認し会社が厚生年金の加入手続きを行う事になります。そのため、就職や転職時には年金手帳が必要になるのです。

厚生年金手帳が紛失した場合は再発行可能

ただ、それ以外の用途で年金手帳を利用する機会は少ないことから紛失してしまうことも多々あります。基本的には紛失しないように厳重に保管することが望ましいですし、紛失を防ぐために会社で預かるケースもあります。

それでも、「いざ、年金手帳が必要」という時にどこを探しても見当たらない時もあるでしょう。

このような時に年金手帳は再発行をすることが可能になります。

再発行方法としては、年金事務所に出向く方法や郵送で対応する方法がありますが、「とにかく今必要!」とお急ぎの方は当日発行も可能です。

当日発行が出来るのは「年金事務所のみ」となりますので、詳しくは「年金手帳がない!紛失した時に即日再発行をしてもらうための全手順」をご参照ください。

まとめ

厚生年金手帳って何?と疑問を感じた方に向けて解説を行いました。

すなわちそれこそが「年金手帳である」と覚えておきましょう。また、お勤めの会社がしっかりと厚生年金に加入しているか不安な場合は「年金定期便」を確認することで納付状況を確認することが可能です。

厚生年金の保険料が正しい金額で徴収されているか知りたい方は「厚生年金保険料の仕組みとは?31等級別の保険料と計算式を解説」をご参照いただき厚生年金保険料の金額と計算方法を確認するようにしましょう。









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