「離婚をしたら後悔するだろうか?」と悩まれている方や「既に離婚をしてまさに後悔している」という方まで、離婚をきっかけに人生が大きく変わり後悔している人は少なくありません。
離婚する時は、悩みながらも離婚が正しい選択だと決めたはずなのに、なぜ後悔してしまうのでしょうか?
今回は、離婚を後悔してしまう原因を5つお伝えすることで、現在離婚をするか悩まれている方へ1つの選択肢を提供する共に、既に離婚をして、復縁を望まれている方へは復縁に必要な3つの知識をお伝えしたいと思います。
離婚をして後悔する5つの原因
早速、離婚して後悔してしまう5つの原因をお伝えしたいと思います。
- 離婚をして後悔する原因1.子供
- 離婚をして後悔する原因2.経済的問題
- 離婚をして後悔する原因3.孤独感
- 離婚をして後悔する原因4.仕事と子育ての両立
- 離婚をして後悔する原因5.他の異性との比較
離婚をして後悔する原因1.子供
離婚後に後悔してしまう原因として多いのは子供になります。
「なぜウチにはパパがいないの?」など子供から質問されることもあるでしょうし、運動会などで友達が家族と参加しているのに対して自分は1人だけ。など至る所で子供に寂しい想いをさせてしまうことがあるでしょう。
年齢が少し上がると、姓が変わることでイジメにあってしまうリスクも考えられます。
また、思春期に子供とうまく接することが出来なかったとしても、代わって話をしてくれるパートナーもいないのです。それによって、子供との距離が開き非行に走るきっかけを作り出してしまうと言えるでしょう。
離婚をして後悔する原因2.経済的問題
厚生労働省が発表している「ひとり親家庭等の現状について」を参照すると、母子世帯の平均年収は181万円、父子世帯の平均年収は360万円と共に一般家庭よりも平均年収が低い状況にあります。
母子世帯の平均年収は、低所得者の分類になることから生活は非常に厳しいと言えるでしょう。子供がいない場合でも、これまで収入の柱であった者と離婚をすれば生活が厳しくなることは否めません。
「お金がない。」という状況に精神的に参ってしまい離婚を後悔する人も非常に多くいるのです。
離婚をして後悔する原因3.孤独感
離婚をして改めて家族がいることの幸せを感じる人も多いと言えます。特に、「人に依存するタイプ」の人は、誰かが側にいない状況に耐えられない可能性があります。
また、子供がいる場合は、親権が獲得できないと会える回数も極端に減ってしまうことや元パートナーの再婚などによって子供との距離が開きさらに孤独感は増してしまうと言えるでしょう。
「再婚するればなんとかなる。」これも事実ですが、再婚できる保証もないことから孤独との戦いには目を向けるべきと言えます。
離婚をして後悔する原因4.仕事と子育ての両立
ひとり親世帯は、仕事の都合で子供が1人になる時間が自然と増えてしまいます。実家に戻ることができない場合は尚更と言えるでしょう。
現在勤めている会社であれば多少時短勤務の融通は効くかもしれませんが、労働時間が短くなると収入低下に直結してしまいます。そのため、時短勤務ができる職場を探そうにも多くの企業では受け入れをしてくれないでしょう。
結果的に、子供と接する時間が減ってしまい、仕事と子育てを両立出来なくなるか、子供の教育を制限する必要が出てきます。
離婚をして後悔する原因5.他の異性との比較
離婚した相手でも一度は結婚した訳なので魅力はあったと言えるでしょう。その際、離婚後に他の異性と接点があった場合でも元パートナーと比較をしてしまい欠点ばかりに目が行ってしまうことがあります。
例えば、不倫などが原因でその時は感情的になり離婚しても、それ以外は非常に魅力的な相手であったり、長年一緒にいたことでその魅力に気付かなくなってしまった場合などは後悔するケースが多いと言えます。
離婚を考えている方は、改めてパートナーの魅力も振り返ることをおすすめします。
離婚で後悔している場合の復縁するための知識
離婚後に後悔してしまう原因をお伝えしましたが、ここからからは復縁するために知っておくべき知識をお伝えします。復縁は必ず出来るものではありませんので、1つのアドバイスとして受け取るようにしてください。
復縁方法1.本当の離婚原因を考え改善する
離婚原因は、「不倫、DV、モラハラ、性格の不一致」などが挙げられますが、これは離婚に至った直接的な原因であると言えます。一方で、この結果を導き出した日常生活おける原因も考えるべきと言えます。
例えば、「食事の用意していない」、「セックスレスであった」、「感謝の気持ちを伝えていない」など、日頃の生活においては小さな話かもしれませんが、そこから生まれる夫婦のズレが離婚の根本的な原因と言えます。
この原因を改善しなければ復縁は難しいと言えますが、すぐに全てを改善することは出来ないかもしれません。そこで、原因1つ1つを書き出し、すぐに改善できることから取り組みをしてみましょう。
復縁方法2.無理に復縁を迫らず相談役になる
離婚原因が改善出来たら相手と連絡を取ってみましょう。その際、復縁を迫るのではなくあくまで離婚後の近況を話すことが重要と言えます。
話す内容としては、ネガティブな話ではなく「離婚原因を自分なりに考え改善している」ことを伝えるのが良いでしょう。また、元パートナーの話を聞きながら、困っていることや悩んでいることがあれば相談役になるようにしましょう。
夫婦関係はお互いが支え合うことが前提になりますので、良き相談役として元パートナーに印象付けすることが大切となります。
復縁方法3.一人の異性であることを意識させる
相談役として相手の話を聞いていると、相手がどのような状況なのかよく分かると思います。
もしかすると、「再婚を検討している」と、相談を受けるかもしれません。そのような場合も、無理に自分の想いを伝えるのではなく相談に乗ることが大切です。なぜなら、相手が別れてしまった時は復縁するチャンスがあるためです。
このように、無理に復縁を迫るのではなく相手の状況をよく考え行動することが復縁には必要になるでしょう。
離婚で後悔している人のまとめ
離婚後に後悔してしまう原因と復縁するために知っておくべき3つの知識をお伝えしました。
離婚は後悔しないようによく検討するべきですが、誤った選択をしてしまうのも人間であると言えます。そのため、その事実に後悔するのではなく、復縁が出来るように行動するのか、新たな出会いを見つけるのか自分自身が前に進むことが大切でしょう。
ただし、DVなど命の危険があるような場合は、例え相手に深い想いがあったとしても離婚することをおすすめしたいと思います。