シニアとは?何歳から各種割引サービスを受けられるのか基準を調査







シニアとは?と言われると明確な基準を答えることは難しいかもしれません。

実際に辞書で調べても「年長者」、「上級者」、「上級生」、「高齢者」という言葉で解説されていますが、何歳からがシニアなのか明確な基準は出てきません。

では、世間一般的にはどのような基準からシニアと呼ぶのか?

今回は、公共機関、各種割引サービス、スポーツなど複数の軸からとシニアが何歳からを基準にしているのか調査を行いたいと思います。

シニアとは?

シニアとは、「高齢者」や「年長者」などの言葉を言い換えたものであることはお分かりだと思います。

そもそもは、2000年代に英語の「年長」という意味である「senior(シニア)」を高齢者や中高年に適用させ、「おしゃれなイメージを持たせる」ことから広がったと言われています。

そのため、明確な定義は存在せず、一般的には高齢者や中高年の方として使っている。というのが世間の認識でしょう。

中高年である50代はシニアと呼ばれたくない

「シニア=高齢者または中高年」であるとした場合に、50代以上の方が対象になると想定できます。実際に各種公共機関の高齢者の定義を確認すると以下のようになります。

高齢者の定義
世界保健機構(WHO)65歳以上が高齢者
医療・福祉65歳以上が高齢者
雇用55歳以上が高年齢者
免許更新70歳以上が高齢者

上記のように雇用であれば、役職定年などが増える55歳からを「高年齢者雇用安定法」として保護する場合もあれば、医療や福祉に関しては、65歳以上、免許更新に関して70歳以上と実際に歳を重ねることで不利益が生じる可能性がある年齢を「高齢者」として扱っているようです。

従って、50代からシニアと呼ばれる可能性があることが分かります。

実際に、ビデオリサーチが「あなたは「おじさん」?それとも「シニア」?-生活者の微妙な年齢意識-」という調査で何歳からシニアと感じるのか年齢別に調査を行なっています。

シニア・シルバー・高齢者・老人から連想される年齢

やはり多くの方がシニアと感じるのは50代、さらには50代後半と感じているようです。では、実際にその年齢に該当する方々は自分自身がシニアと呼ばれることにどのように感じているのか確認してみましょう。

シニアと呼ばれることについてどう感じるか

50代前半、50代後半ともに7割近くの方がシニアと呼ばれることに抵抗を感じているようです。やはり50代ではまだまだ現役という思いもあるでしょうし、身体的な衰えもそこまで顕著ではないことから不快に思う方も多いのは頷けます。

各種割引サービスが受けられるシニアの定義

世間のシニアへの感じ方、受け取り方が分かったところで、一般企業でシニア割引が受けられるサービスを何歳で設定しているのか確認してみましょう。

施設名対象サービス割引額対象年齢
東京ディズニーランド(TDL)1デイパスポート7400円→6700円60歳以上
ユニバーサルスタジオ・ジャパン(USJ)スタジオ・パス5800円→5100円65歳以上
キッザニア東京入場料金の割引1950円→950円60歳以上
コナミスポーツデイズ(平日昼間プラン)9655円→7337円60歳以上
スポーツクラブ&スパ ルネサンスシニア平日会員1万44円→7000円60歳以上
シダックス利用時間に応じた割引30分50円引き、フリータイムは200円引き60歳以上
ラウンドワン平日18までの入店から朝5時まで480円均一60歳以上
アート引越センターシニアパック引越しの際の整理整頓や掃除などを無料で行ってくれる60歳以上
MOVIXシニア割引1800円→1100円60歳以上
TOHOシネマズシニア割引1800円→1100円60歳以上
イオンG.G WAON毎月15日が5%OFF、通常カード会員と合わせることで月3回の5%OFF55歳以上
ダイエーハートポイントカードプラス毎月5日、15日、25日はほぼ全品ポイント5倍60歳以上
イトーヨーカードーシニアナナコ毎月15日、25日は5%OFF,通常カード会員と合わせることで月5回の5%OFF60歳以上
ツルハドラッグシニア感謝デー毎月15日、16日、17日はシニアマークの付いたポイントカード提示で5%OFF60歳以上
JR北海道北海道フリーパス2万6230円でJR北海道やバスが利用できるなし
JR東日本大人の休日倶楽部パス1万5000円でJR東日本及び一部私鉄で乗り降り自由50歳以上
JR東海JR東海&16私鉄乗り鉄たび切符8480円にて土曜・休日限定で、JR東海の在来線及び16の私鉄が乗り降り自由なし
JR西日本おとなびパス1万8000円。「おとなび会員」に登録した方は新潟・上越妙高駅から九州側かまで利用可能50歳以上
JR四国四国フリーきっぷ1万6140円にてJR四国全線及びバスがフリーとなるなし
JR九州ハロー!自由時間パス(全九州エリア版)1万6000円。会員は九州新幹線、特急列車が3日間乗り放題男性60歳、女性50歳
全国青春18きっぷ1万1850円にて全国のJRが乗り放題なし
JAL当日シルバー割引事前予約不可。搭乗当日に空席がある場合のみ利用可能65歳以上
ANAスマートシニア空割ANAマイレージクラブ会員であり当日の空席があれば利用可能。0時からネット予約もできる65歳以上
AIRDO当日シニア65事前予約不可。搭乗当日に空席がある場合のみ利用可能65歳以上
スターフライヤースターシニア搭乗日の当日に前の便に空席があれば変更ができる。65歳以上
スカイマークシニアメイト1前日から当日まで予約が可能で希望する便に空席があれば差額を支払い予約可能60歳以上

シニア割引は60歳から受けられることが多い

ざっと、シニア割引を提供しているサービスを確認しても、多くは60歳から割引が受けられるケースが一般的と言えます。また、業界による違いでは、航空関連は65歳からJRは50歳からシニア割引の対象としていることが分かります。

上記より、シニア割引から見えるシニアの定義は「50歳から65歳までの間」と考えるのが自然であり、各種公共機関とのギャップもあまりないと言えるでしょう。

スポーツの世界では30歳でシニア

最後にスポーツの世界を確認して見ましょう。

プロスポーツではシニアという言葉はあまり使いませんのでアマチュアスポーツにて定義を確認したいと思います。

アマチュアスポーツの代表格である日本体育協会が主催する「日本スポーツマスターズ」では種目にもよりますが、30歳以上から35歳以上が出場の条件になっている事が多いです。

種目年齢制限
水泳30歳以上
サッカー35歳以上
テニス35歳以上(女性は40歳以上)
バレーボール40歳以上(女性は35歳以上)
バスケットボール40歳以上
トラックレース35歳以上
ソフトテニス35歳以上
軟式野球40歳以上
バドミントン50歳以上
空手道40歳以上(女性は35歳以上)
ボウリング45歳以上
ゴルフ55歳以上(女性は50歳以上)

上記より、スポーツの世界では30歳以上をシニアと呼ぶのが一般的であることから公共機関や一般企業とは大きく異なることが分かりました。

まとめ

シニアと呼ばれる基準について解説を行いました。

一般的なシニアの定義は50代から65歳までを指すことが多いのですが、スポーツにおいては30歳以上でもすでにシニアと呼ばれております。

そのためシニアの定義は30代以上と非常に幅広いと言えるでしょう。

一方、シニアと呼ばれ不快に感じる方も多いと思いますが、お得なサービスが受けられる特典もありますので、賢くシニアライフを楽しむ方がより豊かな生活を送れるでしょう。









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