老後の不安を解決|貯金0円でも老後の生活を生き抜く方法7選







老後の不安と言えば、お金の問題がつきものです。例えば、「老後資金は今の貯蓄で足りるのか?」「もし重たい病気になったときに医療費はどうすれば良いのか。」など考えればキリがありません。今回は貯金0円でも老後の生活を生き抜く方法をお伝えしたいと思います。

老後の支出が収入を超えなければ問題ない

定年後に老後破産をしてしまうような生活困窮者が増えている理由は、非常にシンプルに考えると老後の生活費が収入以上に発生しているためです。そのため、支出が収入を超えなければ老後破産にはならないはずなのです。ではなぜ、老後の生活費が収入を超えてしまうのでしょうか。その点を紐解くにあたってまずは、老後の収入と支出を確認しましょう。

老後の収入と支出を確認する

老後の収入と支出を確認するにあたって老後資金の全て|老後破産を回避するために身に付けたいお金の知識を参照してみます。老後の収入と支出を算出するには何歳で亡くなるのか?も合わせて把握する必要がありますので65歳時点での平均余命から独身男性は85歳(老後の期間は20年)、独身女性は90歳(老後の期間は25年)としたいと思います。また夫婦二人世帯は90歳(老後の期間は25年)までとします。

老後の収入と支出

世帯構成収入支出赤字額
独身男性世帯5,400万円4,352万円 +1,048万円
独身女性世帯3,240万円5,282万円△2,042万円
夫婦二人世帯6,900万円9,634万円△2,734万円
  • 独身男性:1,048万円の余裕があるので毎月4.3万円程度余裕がある
  • 独身女性:2,042万円の赤字のため毎月6.8万円程度の生活費を削減する必要がある
  • 夫婦世帯:2,734万円の赤字のため毎月9.1万円程度の生活費を削減する必要がある

※支出には1人あたり466万円の介護費用を含めてあります。

収入を増やすか支出を減らすのか

独身男性は比較的に余裕が見込めますが、あくまで年金収入が毎月18万円程度見込める前提になります。また、独身女性は毎月6.8万円の夫婦世帯は9.1万円の支出削減が必要になります。実際に上記の金額を老後の生活費から差し引くといくらで生活できるのかシミュレーションしてみましょう。平均的な年金収入は2017年最新|年金支給額の平均は国民年金5.5万円・厚生年金14.7万円をご確認ください。

老後の生活費を削減する

世帯構成一般的な老後の生活費削減額削減後の老後の生活費
独身世帯15.4万円6.8万円8.6万円
夫婦世帯27.7万円9.1万円18.6万円

老後の生活において不足する金額を全額生活費から削減すると独身世帯で毎月8.6万円、夫婦世帯で18.6万円の生活費で暮らすことができれば貯金0円でも問題ありません。一方で老後の最低限の生活には独身世帯で15万円、夫婦世帯で22万円必要と言われていますので上記の金額では少々厳しいとも言えます。また、生活費を削減し過ぎると味気ない老後の生活になってしまいますので収入を増やすなど複数の選択を組み合わせることが重要です。そこで貯金0円でも生活できる方法を学び、老後の不安を解消させましょう。

収入を増やし支出を減らすことが最も重要

65歳時点で貯金が0円という方は70歳まで仕事をしてみてください。アルバイト問題ありません。配偶者がいる場合は、配偶者の方も一緒にアルバイトをしてみましょう。二人の収入がそれぞれ10万円づつあれば合計20万円の収入を確保することが可能です。これを65歳から72歳まで続けるだけでも、1680万円の貯金を作ることができるのです。5年で1700万円程度の貯金が作れるのは非常にメリットではないでしょうか。これだけでも上記の不足する金額の大部分を補うことができますので、残りの不足する部分を生活費の圧縮で乗り切りましょう。老後の仕事探しは、シニアの仕事におすすめな職種と求人情報10選を参照ください。

貯金0円で生活する7つ方法で老後の不安を解消させる

ここで、老後資金が0円でも生き抜くための方法として7つご紹介したいと思います。上記の生活費の検証も含め、老後の生活を生き抜く方法をお伝えすることで老後のお金の不安を解消させましょう。

老後の不安を解消1:不要品を処分し物に束縛されない生活を送る

不用品は中古品買取り業者などを活用し全て現金に変えてしまいましょう。このメリットは現金を増やすだけでなくシンプルな生活にすることを目的にしています。極力物を持たない生活にすることで余計な物を購入すること自体を防止できます。加えて、物が多いと、この物を守ろうとする心理が働き様々な事が不安になってしまうものです。物を極力持たない事で物に縛られない生活を送りましょう。

老後の不安を解消2:中古品で賢く節約する

高額品とは家電や自動車が含まれます。共に頻繁に購入する物ではありませんが、無ければ生活に支障をきたす場合があるだけに必需品とも言えるでしょう。この場合は、少しでも安いものを購入する必要がありますので中古品や知人から譲り受けるなどうまく節約したいものです。また、自動車が無くても生活に困らない場合は早々に手放してしまいましょう。

老後の不安を解消3:保険や住宅ローンを見直しする

老後も保険は不安を解消させる意味でもとても大切なものですが、余計な保険に加入し支出が増えているケースがあります。最低限自分たちの生活に合った保険を見直すことが有効です。保険マンモスの無料保険相談などを活用すると効率的に見直しができるのでおすすめです。加えて住宅ローンの見直しも固定費を削減する上では非常に重要です。住宅ローンの見直しは、審査が通るのかが重要になりますので、住宅ローン一括審査申込ができる住宅本舗で審査を行なってしまいましょう。詳しくは老後資金や保険の見直しにFPを活用するメリットとおすすめ企業をご参照ください。

老後の不安を解消4:給付金を活用する

高齢者向けの給付金は、消費税・雇用・年金に関連する3つの給付金が用意されています。自ら情報を集めないと把握することが難しいのですが、該当する方は必ず活用するようにしましょう。加えて、自身が該当しているのか分からない場合は、最寄りの市役所などで情報を集めることをおすすめします。シニアにおすすめの給付金制度は高齢者給付金で必ず抑えたい3つの制度|消費税・雇用・年金問題の対策にをご参照ください。

老後の不安を解消5:固定費を削減する

次に固定費の削減です。固定費の主な支出は住居費になります。賃貸の場合は、より安い家賃の住宅に引っ越しを行うという選択が良いでしょう。持ち家の方は、安易に住宅を売却するのは少々危険です。売却後に賃貸住宅に引っ越するための費用と家賃が発生しますので思いの外、節約にはならないこともありますので注意が必要です。老後の住宅はリフォーム・購入・賃貸どれがおすすめ!?にて老後の住居について解説をしております。

老後の不安を解消6:お金のかからない趣味で老後の不安を解消させる

節約ばかりの老後の生活では何も面白くありませんね。そのため、なるべくお金のかからない趣味を持ち趣味仲間と交流することがおすすめです。趣味も無く毎日を過ごしてしまうと認知症など引き起こしてしまう可能性がありますので、趣味を通じて健康でいることを心がけましょう。老後の不安には健康や孤独もありますので趣味を通じてお金、健康、孤独の3つを解消してしまいましょう。老後の趣味探しは、老後の楽しみ方を見つけよう!老後におすすめな趣味26選を参考に自分に合った趣味を見つけてください。

老後の不安を解消7:持ち家を活用して老後資金を調達する

持ち家の場合は住宅を担保に老後資金を調達できるリバースモーゲージがおすすめです。返済方法が通常の借り入れと異なり契約者が死亡した際に住宅を売却し一括返済することができるため毎月の元金の返済が不要になります。リバースモーゲージの詳しい解説はリバースモーゲージの全てが分かる!老後資金のプロが制度を徹底解説!をご参照ください。

リバースモーゲージを提供している金融機関

リバースモーゲージを取り扱う金融機関は、住宅ローンなどに比べるとまだまだ少ないのが実情です。そこで全国のリバースモーゲージの提供金融機関をまとめましたので確認をしてみましょう。

2019年最新|リバースモーゲージの制度と取り扱い銀行を徹底解説

2017.03.26

自分に合ったリバースモーゲージを探す

加えて、リバースモーゲージは金融機関によって商品内容が多種多様です。そこで、一括の比較サイトを活用して自分に合ったリバースモーゲージを見つけましょう。

老後資金が本当に必要な時は介護

貯金0円でも老後の生活を生き抜く方法をお伝えしました。本当に老後資金が必要になる時は介護の時です。前述した老後の生活費には1人あたり466万円の介護費用を含めていますが、サービス付き高齢者住宅への入居一時金や毎月の入居費が発生した場合はその支出額が大きく増えてしまいます。そのため、介護になった時のために毎月1万円でも良いの老後資金を貯められるように生活を送ることを心がけましょう。介護費の相場は【老後の相談室Vol.6】介護費用の目安はいくら必要か?堅実な夫婦の疑問を解説をご参照ください。

まとめ

老後のお金の不安を解消させる7つの方法をお伝えしました。基本的には収入よりも支出が増えることを防ぎながら7つの方法で生活を安定させることが望ましいと言えるでしょう。それでも老後資金が不足する場合はリバースモーゲージを活用するなど貯金以外の方法で老後資金を確保することをおすすめします。









全国320の法律事務所を徹底比較

ABOUTこの記事をかいた人

老後資金の教科書

老後資金の教科書は老後の生活をより豊かにするために、金融や老後に関する法改正などを中心に解説記事を掲載しています。 リバースモーゲージ、介護保険問題、年金カット法案、高額医療費の自己負担の増加など難しい制度を分かりやすくご紹介します。