平均年収を10代・20代・30代・40代・50代・60代別に調査







自分の収入は平均よりも高いのか。低いのか。やはり気になってしまうことでしょう。

今回は10代・20代・30代・40代・50代・60代別に平均年収を調査しましたのでお伝えしたいと思います。

年代別の平均年収は「平成28年度民間給与実態統計調査」を参照したいと思います。

全世代の平均年収の推移

まずは全世代の平均年収の推移をお伝えしたいと思います。

年度平均年収(万円)
平成18年度434万円
平成19年度437万円
平成20年度430万円
平成21年度406万円
平成22年度412万円
平成23年度409万円
平成24年度408万円
平成25年度414万円
平成26年度415万円
平成27年度420万円
平成28年度422万円

平成19年度の平均年収437万円をピークに下降トレンドでしたが平成25年から徐々に回復基調となっており、直近の平成28年度では平均年収は422万円まで上がっております。

男女別の平均年収

では、男女別ではどの程度平均年収に違いがあるのか確認してみましょう。

年度男性女性男女差
平成26年度514万円272万円242万円
平成27年度521万円276万円245万円
平成28年度521万円280万円241万円

男女の平均年収は平成28年度で521万円(男性)と280万円(女性)となります。男女共に平均年収はほぼ横ばいではあるものの、女性の平均年収は徐々に上がっていることが分かります。それでも、男女の平均年収の差は250万円近くあるのが実態です。

正社員の平均年収

上記の平均年収は非正規雇用の収入も含まれておりますので、正社員のみの平均年収を確認したいと思います。

年度正社員平均年収(万円)
平成24年度468万円
平成25年度473万円
平成26年度478万円
平成27年度485万円
平成28年度487万円

正社員のみの平均年収を平成24年度から確認すると468万円から487万円まで平均年収が20万円程度増加していることが分かります。

非正規雇用の平均年収

一方で非正規雇用の平均年収がいくらなのか確認をしたいと思います。

年度非正規雇用平均年収(万円)
平成24年度168万円
平成25年度168万円
平成26年度170万円
平成27年度171万円
平成28年度172万円

非正規雇用の方も平均年収は平成24年度の168万円から平成28年度では172万円と3万円程度増加していることが分かります。正社員に比べると平均年収の増価額が低い結果となっておりますが、賞与が支給されないなど収入が業績に連動しずらい点が挙げられるでしょう。

世代別の平均年収

それでは、世代別の平均年収を確認したいと思います。

年齢男性女性合計
19歳以下157万円106万円131万円
20歳〜24歳275万円241万円258万円
25歳〜29歳383万円309万円351万円
30歳〜34歳457万円315万円403万円
35歳〜39歳512万円300万円433万円
40歳〜44歳563万円302万円460万円
45歳〜49歳633万円299万円494万円
50歳〜54歳661万円296万円504万円
55歳〜59歳649万円288万円494万円
60歳〜64歳479万円228万円378万円
65歳〜69歳387万円195万円306万円

10代の平均年収

10代の平均年収は男女合計で131万円、男性157万円、女性106万円となっております。

学生が多い年代であり若いということもあり、平均年収の低さは想定内ですが、非正規雇用の割合が6割を超えるなど正社員比率が少ないことも平均年収を引き下げている原因と言えるでしょう。

10代の平均年収の詳しい解説は「10代の平均年収を男女・企業規模・業種別に解説」をご参照ください。

20代の平均年収

20代の平均年収は20歳〜24歳の男女合計で258万円、男性275万円、女性241万円となり、25歳〜29歳の男女合計で351万円、男性383万円、女性309万円となります。

20代は新卒採用から中堅社員まで幅広い方が活躍している世代ですが、20代前半から後半にかけては順調に平均年収が増加しております。転職市場としては多くの企業が獲得したい年代でもありますので、自分に合った会社を見つける時期とも言えるでしょう。

20代の平均年収の詳しい解説は「20代の平均年収を男女・企業規模・業種別に解説」をご参照ください。

30代の平均年収

30代の平均年収は30歳〜34歳の男女合計で403万円、男性457万円、女性315万円となり、35歳〜39歳の男女合計で433万円、男性512万円、女性300万円となります。

30代の方は結婚や出産から住宅の購入などライフイベントが盛りだくさんの年齢とも言えるでしょう。役職が付く方も増え平均年収も飛躍的に向上します。35歳転職限界説という話もあるように今後の人生を決める大切な時期と言えるでしょう。

30代の平均年収の詳しい解説は「30代の平均年収を男女・企業規模・業種別に解説」をご参照ください。

40代の平均年収

40代の平均年収は40歳〜44歳の男女合計で460万円、男性563万円、女性302万円となり、45歳〜49歳の男女合計で494万円、男性633万円、女性299万円となります。

40代になると早い方で部長や取締役など主要幹部に名を連ねる人も出てくるでしょう。

また、転職エージェントなどを活用しさらなる挑戦を挑む方もいるかもしれません。とは言え、子供がいる世帯では受験や学費など支出が増える時期でもありますので自分自身の収入が低い場合は転職以外でも資産運用などを検討するようにしましょう。

40代の平均年収の詳しい解説は「40代の平均年収を男女・企業規模・業種別に解説」をご参照ください。

50代の平均年収

50代の平均年収は50歳〜54歳の男女合計で504万円、男性649万円、女性288万円となり、55歳〜59歳の男女合計で494万円、男性649万円、女性288万円となります。

50代の方は子供がすでに社会人になる方もいるかもしれません。そのため、老後資金を貯めるラストスパートの時期です。ただし、50代後半では平均年収が下がってしまう可能性が高いのでしっかりと計画を立てることをおすすめします。

特に退職金が支給される会社か否かで老後の生活が大きく変わりますので不足する場合は資産運用などを検討しましょう。

50代の平均年収の詳しい解説は「50代の平均年収を男女・企業規模・業種別に解説」をご参照ください。

60代の平均年収

60代の平均年収は60歳〜64歳の男女合計で378万円、男性479万円、女性228万円となり、65歳〜69歳の男女合計で306万円、男性387万円、女性195万円となります。

60代の方は定年退職し悠々自適に暮らす人から、定年まであとわずか。という方まで状況は様々でしょう。老後資金が十分な場合は年金だけでも問題ないでしょうが、不足がある場合は少しでも長く働く方が良いでしょう。その際は、無理をする必要はなくアルバイトで少しでも収入を増やすようにしましょう。

60代の平均年収の詳しい解説は「60代の平均年収を男女・企業規模・業種別に解説」をご参照ください。

最も平均年収が高いのは50歳から54歳

平均年収が最も高い年代は50歳から54歳で504万円となります。

男女別では、男性が同じく50歳から54歳で661万円、女性の場合は30歳から34歳で315万円となります。50代後半は役職定年により平均年収が下がる傾向があります。

そして、60歳〜64歳では平均年収がさらに下がり、378万円まで減少してしまいます。ピーク時の年収からは126万円の減額となり、減少率は25%程度になりますので老後資金を蓄えるには50代前半から貯蓄額を増やすようにしましょう。

平均年収の分布

平均年収は高額の給与を得ている方が全体を引き上げる場合もありますので全体の分布も確認しましょう。

平均年収分布(千人)
100万円以下4219
100万円〜200万円以下7104
200万円〜300万円以下7961
300万円〜400万円以下8536
400万円〜500万円以下6951
500万円〜600万円以下4663
600万円〜700万円以下2902
700万円〜800万円以下2021
800万円〜900万円以下1345
900万円〜1000万円以下907
1000万円〜1500万円以下1519
1500万円〜2000万円以下336
2000万円〜2500万円以下107
2500万円超120

平均年収300万円〜400万円の層が最も多く8536千人となっております。また、1000万円〜1500万円の平均年収も1519千人と一定数いることが分かります。また、平均年収が300万円以下の方も合計で19284千人と低所得者も非常に多い状態です。

まとめ

平均年収を10代・20代・30代・40代・50代・60代別に調査した結果をお伝えしましたが、平均年収よりも高いので安心。低いので不安。という単純な話ではありません。

老後資金の必要額|夫婦二人で5000万円の貯蓄が必要な理由」にて解説を行いましたが老後資金は5000万円が目安となりますので、平均年収よりも多少高い程度ではなかなか貯蓄も貯まらないでしょう。

そのため、なるべく若い内から資産運用を行う、キャリアアップを目指し転職するなど具体的な行動を行うようにしましょう。









全国320の法律事務所を徹底比較

ABOUTこの記事をかいた人

老後資金の教科書

老後資金の教科書は老後の生活をより豊かにするために、金融や老後に関する法改正などを中心に解説記事を掲載しています。 リバースモーゲージ、介護保険問題、年金カット法案、高額医療費の自己負担の増加など難しい制度を分かりやすくご紹介します。