クレジットカードの過払い金請求をする前に知っておくべき3つのこと







過払い金請求は何も貸金業者からの借入をした人だけが対象という訳ではないのです。

クレジットカードを持っている方なら活用したことはあるであろう「キャッシング枠」の利用も過払い金請求の対象になる可能性があります。

そこで今回は、クレジットカードで実際に過払い金請求ができる対象者や注意点などクレジットカードで過払い金請求する前に知っておくべき3つのことをお伝えします。

クレジットカードで過払い金請求ができるのはキャッシンング枠のみ

クレジットカードの「キャッシング枠」を利用したことがある人は、過払い金請求ができる可能性があります。そもそも、「キャッシング枠」とは、読んで字のごとく「キャッシング」なので「借入」となります。

従って、貸金業者から借金をしているのと同等扱いになります。

そのため、利息制限法である15%〜20%の金利を超えて貸付されている人は過払い金請求を行うことが可能であると言えます。

過払い金請求ができる可能性が高いクレジットカード会社と対象者

過払い金ができる可能性がある人は、利息制限法を超える貸付を行なっていた2007年以前に「キャッシング枠」を利用しお金を借入した後、完済(取引終了)してから10年を経過していない人となります。

過払い金の時効は取引終了から10年になりますので、時効が過ぎていない方が過払い金請求を行えると言えます。

当時、利息制限法を超えた金利で貸付を行なっていたクレジットカード会社は以下の通りです。

2007年以前に利息制限法を超えた金利で貸付を行なっていたクレジットカード会社

  • 三菱UFJニコス(旧日本信販)
  • クレディセゾン(セゾンカード)
  • セディナ(旧セントラルファイナンス、OMCカード、クオーク)
  • イオンクレジットサービス(イオンカード)
  • オリエントコーポレーション
  • アプラス
  • ライフカード
  • エポスカード
  • 丸井カード…等

有名なクレジットカード会社も含まれておりますので、該当する方も少なくはないのではないでしょうか?ただし、2007年以降に「キャッシング枠」を利用した人は、適正な金利に引き直しされて貸付がされておりますので、過払い金請求ができる可能性は低いと言えます。

また、先ほどもお伝えした通り、取引終了時点から10年間が過払い金請求の時効となりますので、その期間を過ぎてしまうと過払い金請求が出来なくなります。

リボ払い(リボルビング払い)も過払い金請求ができる可能性あり

また、クレジットカード破産をしてしまうのは、キャッシング枠の使い過ぎだけでなく「リボ払い(リボルビング払い)」の使い過ぎも挙げられます。

リボ払い(リボルビング払い)は、毎月の返済額を調整することが出来るので、単月で見れば大きな支出とはならず、家計を支えてくれますが、実態は高額な手数料や金利が発生していますので、実質的に支出は増えてしまいます。

これによって、返済しても返済しても元金が減らないクレジットカード破産に陥る人も少なくありません。

このような、リボ払い(リボルビング払い)に悩み方も過払い金請求を行える可能性がありますので、もし、リボ払い(リボルビング払い)の返済で苦しまれているならば、すぐに弁護士に相談をした方が良いでしょう。

ショッピング枠は立替金なので過払い金請求はできない

一方で、クレジットカードには「キャッシング枠」と異なる「ショッピング枠」も用意されています。一般的には、「ショッピング枠」を多用していることかと思いますが、こちらは過払い金請求をすることは出来ません。

この「ショッピング枠」は「キャッシング枠」とは異なり、あくまで立替金として扱われます。

従って、借金ではないので利息が取られるということはなく、あくまで手数料が取られている。という扱いになりますので過払い金請求は出来ない。ということになります。

過払い金請求はあくまで払い過ぎた利息を取り戻す手続きになると覚えておきましょう。過払い金請求の詳しい仕組みは「過払い金請求とは?仕組み・対象者・計算式・時効を徹底解説」をご参照ください。

クレジットカードの過払い金請求をする際の注意事項

お、それなら早速、過払い金請求をしよう」と行動に移す前に注意事項があります。

まずは、クレジットカードで過払い金請求をする注意事項を踏まえ、本当にメリットがあるのか判断してから手続きを進めるのが良いでしょう。

ショッピング枠の未払い残高の確認

過払い金請求ができる可能性がある人で、実際に過払い金請求をしても「ショッピング枠」に未払いがある場合は注意が必要です。未払いというのは、毎月の口座引き落とし前に立替をしたお金がある。という状態です。

この場合、過払い金請求によって返還されたお金は、ショッピング枠の残高から相殺していくことになります。

ここで注意が必要になるのが、ショッピング枠の未払い額から過払い金返還額を引いた時に未払い額が残ってしまうと事故情報として個人信用情報機関に登録されてしまうことになります。事実上、債務整理を行なった状態と同等と言えます。

そのため、過払い金請求の返還額がショッピング枠の未払い額を上回れば、お金が手元に戻りますし、事故情報扱いもされなくなります。

ショッピング枠の未払い額は全て支払った状態で過払い金請求をするか、過払い金返還額がショッピング枠の未払い額を上回る可能性が高い場合に過払い金請求を行うようにしましょう。

過払い金請求をしたクレジットカードは利用できなくなる

また、過払い金請求をしたクレジットカード及びその会社が発行するカードは二度と利用することは出来なくなります。

これは過払い金請求あるあるですが、貸金業者も同様に、過払い金請求をした会社を利用することは今後出来なくなります。

そのため、過払い金請求をしても困らないように、予備のクレジットカードを予め発行しておき、クレジットカードが無くなっても困らないような状態にしておきましょう。

まとめ

クレジットカードの過払い金請求をする前に知っておくべきことについて解説を行いました。

改めて整理をすると、クレジットカードで過払い金請求ができる人は、2007年以前にキャッシング枠によって借入をしており、取引終了から10年を経過していない人であること。

また、過払い金請求をすると、対象のクレジットカードは利用できないことに加え、過払い金の返還額がショッピング枠の未払金を超えている必要がある。ということになります。

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