借金400万円が発覚!旦那が株とFXで作った借金を完済するまでの話







今回は旦那の借金400万円を知った奥様が夫婦で完済するまでにどのようなことを取り組み完済まで至ったのか?そのお話をお聞きする機会がありましたのでお伝えしたいと思います。

債務者Sさんプロフィール

  • 家族構成:夫(29歳)、妻(35歳)、長女(7歳)、次女(5歳)
  • 年収:400万円(夫)、妻(100万円)
  • 住宅:3年前に35年ローンでマンションを購入(毎月の返済は10万円)
  • 毎月の支出:37.5万円

一般的な中流家庭に見えるSさんご家族。3年前に住宅も購入し決して裕福ではないものの、日々の生活は営むことは出来るでしょうし、借金を400万円も抱えるような家族には見えません。

また、400万円もの借金を完済できる家庭とも言えないSさん夫婦がどのように完済したのか早速お伝えしたいと思います。

借金発覚前のSさん家族の家計簿

それではまず、Sさんの借金が発覚する前の家計簿を見てみましょう。奥様のお話では、住宅も購入したことや子供の教育費(小学校、私立幼稚園の費用やチャンレジと公文の費用)が家計を圧迫しておりなかなか貯金は出来ない状態だったようです。

支出項目支出額
食料¥70,000
住居¥100,000
光熱・水道¥20,000
家具・家事用品¥5,000
被服及び履物¥20,000
保健医療¥5,000
交通・通信¥20,000
教育¥70,000
教養娯楽¥30,000
その他の消費支出¥35,000
支出合計¥375,000

Sさんご家族の手取り収入は夫婦合計で38万円程度になりますので、毎月5000円の黒字ではあります。一方で、12月など忘年会シーズンは大きく赤字になる場合もあるなど決して余裕がある訳ではなかったようです。

基本的に無駄使いはしないようにしている。とのことですが、収入に対して住居費や子供教育費の負担が重く家計を圧迫していることは上記の家計簿からも分かります。

借金400万円ができてしまった原因は株とFX

上記のように決して余裕がある訳ではないSさん夫婦の一番の悩みは貯金が増えない。という点でした。子供の将来のためにも少しでも貯金をしたいと考えていたことから旦那さんは転職なども考えていたようです。

その中で、旦那さんは1つの選択をします。

それが借金の原因でもある「株」と「FX」でした。特に400万円まで借金を増やしてしまった(金利12%)のはFXでロスカットされた資金を借入で賄う内に借金が膨れ上がり引くに引けない状態になってしまったことです。

当然ながら、返済など出来る訳がなく、ある日自宅に届いた督促状を見た奥様に借金がバレてしまう。という結果になりました。当時の奥様のお気持ちをお聞きしたところ、「頭が真っ白になり絶望しかなかったです。」と一言だけ言葉を頂きました。

何度も何時間も夫婦で話し合いを行なったようですし「離婚」という選択もあったようです。それでも、子供のためにもなんとか借金を完済しよう。そう決めたSさん夫婦は節約生活を行うことを決めます。

借金400万円を完済するために実施したこと

収入が簡単に増えないことは分かっていたSさん夫婦。ここで転職するのも収入がさらに下がるリスクもあることから家計の支出を見直すことにしました。

ただし、住宅は手放したくない。子供の教育費の削減はしたくない。この2つだけは何としても守りたいボーダーラインであることは夫婦の共通の認識でした。

それも、全ては子供のため。親の都合だけで子供の環境を変えることは出来ない。という判断でした。そこでSさん夫婦が実際に行なった節約方法をご紹介します。

旦那の飲み会とタクシーを禁じた|毎月1万円の削減

旦那さんは年収に対して労働時間が長くいつも仕事が終わるのは23時を超えていました。終電を逃すとタクシーで帰宅することもありました。

また、飲み会も月1回〜2回程度はある職場だったことから合計で毎月1万円〜2万円程度のお金を使っていました。まずは、その支出を削減するために飲み会とタクシーは一切禁止。というルールを設定しました。

旦那さんも責任を感じており、完済するまでに飲み会に行った回数は忘年会など大規模な会社の行事だけで数回のみ。と徹底していたようです。

ビールやタバコを禁止する|毎月1万円の削減

さらに、旦那さんの楽しみでもあった、帰宅後のビールも一切禁止しタバコも禁煙させることにしたようです。奥様も多少の抵抗はあったようですが、旦那さんはこちらもすんなり承諾しました。

1日10本程度吸っていたタバコも奥様との話し合い以降は1本も吸っていない徹底ぶりです。

決して楽ではない仕事に感謝の気持ちがあった奥様だったのでタバコくらいは好きに吸わせてあげたい。逆に同情してしまったようですが、それでも旦那さんは「俺が悪い。本当に申し訳ない」と言っていたとのことです。

携帯電話・光熱費・衣服費の見直し|毎月2万円の削減

3つ目は携帯電話をキャリアの契約からsimフリーの契約に変更をしました。ここは特に困ることもなく簡単に支出を減らすことが出来たのでSさん夫婦としては満足の結果だったようです。

また、光熱費もシャワーの温度を下げる。浴槽のお湯を使う。電気をこまめに消すなど地道な努力の結果5000円を節約し、衣服費も最低限の出費に抑えることで合計2万円の節約を実現しました。

家計見直し後のSさん家族の家計簿

結果として、毎月の生活費を4.5万円削減することに成功しました。それでは、4.5万円削減出来た後のSさん家族の家計簿を確認してみましょう。

支出項目支出額|改善前支出額|改善後
食料¥70,000¥70,000
住居¥100,000¥100,000
光熱・水道¥20,000¥15,000
家具・家事用品¥5,000¥5,000
被服及び履物¥20,000¥10,000
保健医療¥5,000¥5,000
交通・通信¥20,000¥10,000
教育¥70,000¥70,000
教養娯楽¥30,000¥20,000
その他の消費支出¥35,000¥25,000
支出合計¥375,000¥330,000

手取り額38万円から33万円の生活費を差し引くと毎月5万円を返済に回せることができます。ただし、毎月5万円の返済で金利12%の借金400万円を完済しようとすると、160ヶ月(13年)もの期間が必要であることが分かりました。

13年にもなると確かに旦那さんの収入が増えている可能性があるものの、お子様の高校進学や大学進学などもありさらに家計の支出が増えてしまう可能性があります。

加えて、Sさん夫婦が13年間も貯金が作れない状態になりますので、旦那さんに万が一のことがあれば返済計画は全て狂ってしまうことから、実際は現実的ではない。ことはSさん夫婦も分かっていました。

完済できない状況に債務整理を検討

上記の通り、自力完済の道が非常に厳しいことが分かったSさんは、債務整理を検討することになります。自己破産をすると自宅を手放すことになるため絶対に避けたい。と考えていたSさんはそれ以外の方法で借金を減額できないか。と考えたようです。

その際、借金減額シミュレーターというサイトでSさんは自分自身の借金がいくら減額できるかシミュレーションを行い、そこで紹介された専門家で「個人再生を行えば400万円の借金が100万円に減額できる」という事実を知ります。

債務整理で借金がいくら減額されるのか気になる方は
「借金減額シミュレーター」でいくら借金が減額されのか計算可能です。

個人再生の結果借金400万円が100万円に減額

個人再生のデメリットは弁護士から説明をされましたが、住宅は守ることが出来ることを知ったのが決め手となり個人再生を行うことを弁護士に伝えました。

弁護士に依頼することでSさんに代わって諸々の手続きを進めてくれることになり、結果として400万円もあった借金が100万円に減額することが出来ました。

返済計画は毎月4万円の返済で29ヶ月(2.4年)で完済する計画を立てることになりました。

大幅に借金を減らすことが出来た上に毎月の返済額も5万円から4万円に変更することが出来たSさん夫婦は、この1万円を子供のために貯金をすることにしたようです。

そして、無事に借金400万円を完済することが出来たのです。

もともとギャンブルや浪費癖がある訳ではなかったSさん夫婦はこれまでの考えを改めて日々節約を重ねコツコツと貯金を増やしている。とのことでした。また、当時離婚という選択をしなかったことも良かった。とのことです。

まとめ

借金400万円を抱えたSさん家族が個人再生によって借金100万円まで減額させ完済させた話をお伝えさせて頂きました。

個人再生はクレジットカードが5年間使えない、官報に掲載されるなどのデメリットもありますが、大切な家族を守るために必要な手続きであったと言えます。

Sさんは、借金減額シミュレーターを活用し専門家を見つけましたが、「個人再生の費用はいくら?弁護士費用が払えない時は分割ができる」では個人再生の実績が豊富な弁護士の費用も比較しておりますのでご参照頂ければと思います。

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