ギャンブルが止められない…借金生活から脱出するための対処法を解説







ギャンブルが止められずに借金がどんどん増えてしまっている人はどのような生活を送っているのでしょう。実際の声を聞いても「借金生活はまさに地獄。でもギャンブルを止めることが出来ない」という辛辣な話もあります。

現在、ギャンブルに熱中している人で「滞納をしたことはないし問題ないだろう」と油断をしていると、気がつけば雪だるま式に増えた借金で返済が出来ない状態に追い込まれるケースも珍しくありません。

そこで今回は、ギャンブルによって出来た借金を抱えて生活することが、どれほど苦しいのか?また借金地獄から抜け出すための対処法についてお伝えしたいと思います。

ギャンブルで出来た借金生活はまさに地獄

ギャンブルによって出来た借金を抱えながら生活するのはどのように地獄なのか。実際に借金を抱えていた過去がある人にお話を聞きましたので、7つのあるあるをお伝えしたいと思います。

返済日が近づくほど憂鬱な気分になる

これは借金を抱えている方みなさんに言えることかもしれませんが、返済日が近づくほど自分の収入の大半が返済で消えてしまうことから非常に憂鬱な気分になります。

特に、ギャンブルで負けてしまうと返済日までにお金を用意することが出来ない。という状態が毎月のように発生してしまい、負けを取り返すためにさらに借金をしてギャンブルをする。これが恒例行事になってしまいます。

結局は負け続けて返済日にはさらに借金をしてしまうことから、借金があっという間に膨れ上がってしまうのです。

給料は借金の返済で大半は無くなってしまう

上記のように、借金の返済額が毎月のように増えていくことから給与が入ってもすぐに利息の返済で無くなってしまう。という状態になります。残った少額のお金で家賃や携帯電話料金など支払えばすでに残高は0円。という訳です。

結果的に、生活することが出来ないのでさらに借金をしてしまう。ことになります。

家計は赤字で苦しいのにギャンブルに行ってしまう

家計は完全な赤字の状態で苦しい。と感じているのですが、それでもギャンブルに行ってしまいます。

この状態になると「ギャンブル依存症」と呼ばれ簡単には止めることが出来ない状態になっていると言えます。「止めたくても止められない。でも生活は苦しいし、このままではマズい」と毎月毎日思い続けて精神的にも辛い日々を送ることになるのです。

これが借金が雪だるま式に増える「負のスパイラル」です。

借金を収入と勘違いしてまた借金をしてしまう

借金の本当に恐いところは、借金自体が自分自身の収入だと勘違いしてしまうケースです。

借金をすると簡単に数万円の現金が手に入ります。そのお金はギャンブルでも風俗でもブランド品の買い物でも何にでも使用することができます。一瞬でもお金持ちになった気分を味わい高揚することでしょう。

これによって、次第に感覚が鈍りお金のない生活に耐えられなくなり我慢が出来ない状態になります。結果的に借金をすればお金が増えると勘違いしてしまい歯止めが効かなくなるのです。

周囲の人にギャンブル依存だと噂されてしまう

パチンコ、競馬、競艇に入り浸るように、いつもお金に困っているような状態は周囲にも徐々に伝わってしまいます。あなたの変化を察した知人などは少し距離を置くかもしれません。また、家族はあなたを心配してギャンブルを止めるように言うかもしれません。

でも止められないのです。

そして関係が崩れてしまう決定的な時は、周囲の人に金の無心をした時です。あなたの周囲から人がどんどんいなくなることでしょう。孤独を感じ、さらに借金を重ねてギャンブルにのめり込むようになります。

離婚されてしまう

現在結婚している人であれば、夫婦関係は崩壊状態と言えることでしょう。借金自体は直接的な離婚事由に該当はしませんが、ギャンブルが原因の借金の場合は、離婚事由に該当すると言えます。

あなたが大切だと感じている家族もギャンブルと借金によって失ってしまうリスクがあります。

借金と離婚問題については「夫や妻どちらかの借金でも離婚は可能?債務を負担しない条件を解説」でも解説をしておりますのでご参照ください。

自暴自棄になり闇金に手を出してしまう

借金問題の最終は闇金です。

周囲にも見放され家族も失ってしまった。ギャンブルだけが唯一の救いだったはずが、どの貸金業者も上限いっぱいで新規の借入ができない状態になってしまった。」こうなると、最後にお金を貸してくれるのが闇金です。

闇金はそんな借金漬けになったギャンブル依存症の人にもお金を貸してくれることでしょう。

ただし、法律の中での貸付は到底実現することは無く、法外な利息で貸付され厳しい取り立てをされることは誰でも想像は容易いことでしょう。

そのため、闇金に手を出してしまう前に借金問題はこの段階で何としても決着させる必要があります。

借金生活から脱出するには債務整理しかない

現在の借金総額とギャンブルへの依存率から自力完済が可能であれば債務整理の必要はありませんが、これまで紹介した借金生活に片足を入れている状態であれば、早々に債務整理を検討した方が良いと言えます。

債務整理のメリット

  • 借金を減額または免除することができる
  • 弁護士や司法書士に依頼すれば手続きを代行してくれる
  • 専門家を介在させれば債権者からの督促が停止する

一方で、個人信用情報機関に事故情報が登録されますので、クレジットカードやローンが組めないなどのデメリットもあります

とは言え、借金地獄から抜け出すには債務整理は重要な手段となります。

そのため、債務整理についてこれからご紹介をしたいと思いますが、債務整理には「任意整理」「個人再生」「自己破産」などの種類がありますので、どのようなケースに利用できるのかお伝えしたいと思います。

借金を大幅に減額したいなら個人再生を検討

個人再生は借金を1/5程度まで減額できる債務整理の1つです。減額できる金額は現在の借金額によっても変わりますが、大きく借金を減らすことが可能な上、自宅を手放す必要がない。というのが特徴です。

ただし、事故情報は5年〜10年登録されることに加え、官報に掲載されてしまいますので、他人に個人再生をしたことがバレる可能性もあります。

また、安定した収入がないと個人再生はできませんので、無職の方などは対象外になります。

収入がない無職なら自己破産を検討

収入がない無職の人が債務整理をする場合は、自己破産を検討することになります。自己破産は現金99万円、預金口座20万円までを上限にその他の財産は全て差し押さえされる代わりに借金を免除する制度です。

本来、ギャンブルで出来た借金は「免責不許可事由」と呼ばれ自己破産で借金を免除させることは出来ないのですが、裁判所の裁量によって免除(免責)を認める「裁量免責」が適用され借金が免除されるのが一般的です。

裁量免責を受けるためには、弁護士のアドバイスに沿って手続きを進めた方が確率は上がりますので実績が豊富な弁護士に依頼するようにしましょう。

借金がバレにくい方が良いなら任意整理を検討

債務整理の中では一番利用者数が多いと言われる任意整理は、債務者の代わりに弁護士や司法書士が債権者と交渉することで借金を減額させる手続きになります。

裁判所が介在しない分、手続きが簡単で専門家に依頼すれば債務者は基本任せっぱなしでも進行するのが特徴です。

任意整理は、個人再生や自己破産ほど借金の減額は少ないのですが、第三者にバレにくい事や借金事由が問われませんので、ギャンブルで出来た借金も任意整理することが可能です。

ギャンブル依存から脱出するためには専門機関を受診する

借金問題を債務整理によって脱することが出来た後は、ギャンブル依存症の治療も行うようにしましょう。

様々な治療院なども存在していますが、TV出演などもしているJAGO精神福祉保健センターなどに相談をしてみると良いでしょう。

再建することは一筋縄ではいかないかもしれませんが、必ず再建できると信じ努力することが必要です。

まとめ

ギャンブルが止められずに借金が膨れ上がった人の生活実態を紹介すると共に、借金生活から脱出するため対処法として債務整理をご紹介させて頂きました。

債務整理を検討する際は、「任意整理」「個人再生」「自己破産」などの種類がありますが、自分がどの債務整理が良いのか弁護士に相談することをおすすめします。

また、債務整理によっていくらの借金を減額することができるのか知りたい人は、以下の借金減額シミュレーターより算出することが可能になります。

債務整理で借金がいくら減額されるのか気になる方は
「借金減額シミュレーター」でいくら借金が減額されのか計算可能です。

債務整理によって借金を問題を解決し、精神的に安定した状態でギャンブル依存症の治療を行うようにしましょう。









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