過払い金の弁護士費用相場はいくら?着手金・成功報酬・実費から比較







過払い金請求を弁護士に依頼しようと考えている方の中には、弁護士費用がいくらかかるのか?気になっている方も多いでしょう。過払い金の返還額よりも弁護士費用の方が高くなっては、逆に損をすることにもなります。

とは言え、弁護士費用を惜しみ自分自身で過払い金請求を行うと手間と時間の割に返還される金額が少ない。という問題もあります。

そのため、今回は過払い金請求の弁護士費用における3つのポイントである「着手金」・「成功報酬」・「実費」について解説すると共に、過払い金請求の弁護士費用を比較したいと思います。

過払い金請求の弁護士費用の相場

それでは早速、過払い金請求における弁護士費用の相場をお伝えしたいと思います。過払い金請求の費用項目は、「着手金」・「成功報酬」・「実費」となりますので、それぞれの費用相場を確認してみましょう。

過払い金請求の弁護士費用の相場

  • 着手金:貸金業社1社につき2万円〜3万円が相場
  • 成功報酬:貸金業社1社につき2万円〜3万円+実際に返還された金額の20%(裁判となる場合は25%)
  • 実費:1万円〜2万円程度(過払い金請求額によって変動する)

過払金の弁護士費用をシミュレーション

それでは、上記の過払金請求における弁護士費用の相場からシミュレーションをしてみたいと思います。条件は貸金業社5社から借入をしており120万円の返還金が見込めるとします。

過払い金請求の弁護士費用をシミュレーション

  • 着手金:5社 × 3万円 =15万円
  • 成功報酬:(5社 × 3万円)+(120万円 × 20%)=39万円
  • 実費:1万円
  • 合計:55万円

上記の通り、過払い金請求の費用相場を元に、5社から120万円の過払い金が見込める場合は、55万円の弁護士費用が発生することになります。おおよその過払い金請求の弁護士費用を理解したところで、それぞれの費用項目についても詳しく確認したいと思います。

過払い金請求において弁護士に支払う費用項目

過払い金請求における弁護士費用は、冒頭でもお伝えした通り、「着手金」・「成功報酬」・「実費」となりますが、がそれぞれどのような性質のものなのか解説をしたいと思います。

弁護士に支払いう費用1.着手金

着手金とは、過払い金請求の成功、失敗に関係なく発生する費用で、過払い金請求手続きを行う前に弁護士に支払う費用になります。着手金の費用相場2万〜3万円が相場となっております。

その際、弁護士事務所に訪れ過払い金の相談をするだけで着手金が発生するか?と言うと答えは、発生しないです。着手金が発生するタイミングは、弁護士との過払い金請求の契約を締結した段階から発生しますので、相談だけでは費用は発生しません。

ただし、過払い金の相談は初回が無料というだけであり、2回目から30分5000円の費用が発生することが一般的ですので一度の相談でよく話を聞くようにしましょう。

また、過払い金請求の着手金が支払うことが難しい場合は、分割支払いに応じている弁護士事務所も多いので相談しても良いでしょう。

弁護士に支払いう費用2.成功報酬

成功報酬は、実際に過払い金請求が終了した際の返還額によって発生する費用です。その際、貸金業社1社に対して2万円〜3万円(解決報奨金)、実際に過払い金請求できた金額に対して20%(裁判の場合は25%)が相場(過払い報酬)になっています。

実は、実際に返還された金額に対しての成功報酬(過払い報酬)については日弁連によって上限金額が決められており、訴訟しない場合は20%、訴訟をする場合は25%と決められています。

そのため、それ以上の過払い金請求の成功報酬を定めている弁護士事務所はないと言えるですが、一部の悪質弁護士は過払い金詐欺を行い不当な成功報酬を請求する場合もありますので注意しましょう。

詳しくは「過払い金詐欺の被害・手口・特徴から回避するための方法を徹底解説」をご参照ください。

弁護士に支払いう費用3.実費

最後に支払う費用は「実費」です。これは弁護士の報酬という訳ではありませんが、過払い金請求では必ず発生する費用ですので覚えておきましょう。

主に実費として発生する費用は、収入印紙代、郵便切手代、交通費が含まれますが、特に費用負担として重たいのは、収入印紙代になります。収入印紙代は、過払い金請求する金額によって変動するのですが、おおよそ50万円であれば5000円、100万円であれば1万円、200万円で15000円が目安になります。

また、郵便切手代は東京地方裁判所の場合、原告1人と被告1人の場合は6000円、1人追加されるごとに2000円が増額される仕組みとなっております。

これは、弁護士や裁判所によって費用が異なる部分でもありますので、おおよその費用として1万円〜2万円程度を見積もっておくと良いでしょう。

おすすめ弁護士事務所の費用を比較

それでは、実際に複数の弁護士事務所の過払い金請求費用を比較してみたいと思います。

弁護士事務所着手金解決報奨金過払い報酬
弁護士法人アドバンス0円/社4万円/社20%(裁判の場合は25%)
アヴァンス法務事務所0円/社5万円/社20%(裁判の場合は22%)
サンク総合法律事務所3.98万円/社1.98万円/社20%(裁判の場合は25%)
弁護士法人東京ロータス法律事務所0円/社0円/社20%(裁判の場合は25%)

上記の通り、一見すると大きな価格差はありませんが、過払い金請求が失敗するリスクに備えて着手金は0円の方が良いかもしれません。

とは言え、実際のケーススタディに当てはめた方が費用のイメージも伝わりやすいかと思いますので、先ほど事例でお伝えした、5社から120万円の過払い金請求に成功した場合の費用で比較したいと思います。

弁護士事務所着手金解決報奨金過払い報酬合計
弁護士法人東京ロータス法律事務所 0円 0円 24万円24万円 
弁護士法人アドバンス0円20万円24万円44万円
アヴァンス法務事務所0円25万円24万円49万円
サンク総合法律事務所19.9万円9.9万円24万円53.8万円

上記の通り、弁護士法人東京ロータス法律事務所は費用面で非常に優位な弁護士事務所と言えます。

まとめ

過払い金の弁護士費用の相場を着手金・成功報酬・実費から解説を行いました。加えて、おすすめ弁護士事務所の中から弁護士費用の比較を行なったところ、弁護士法人東京ロータス法律事務所 が非常に優位であると言えます。

また、今回は弁護士費用の相場をお伝えしましたが、過払い金請求自体は、司法書士も対応可能です。ただし、業務範囲に制限があることからあまりおすすめはできません。詳しくは「過払い金請求は司法書士と弁護士どちらが良い?2つの大きな違いを解説」をご参照ください。









全国320の法律事務所を徹底比較

ABOUTこの記事をかいた人

老後資金の教科書

老後資金の教科書は老後の生活をより豊かにするために、金融や老後に関する法改正などを中心に解説記事を掲載しています。 リバースモーゲージ、介護保険問題、年金カット法案、高額医療費の自己負担の増加など難しい制度を分かりやすくご紹介します。