国民年金の納付書はいつ届く?届かない場合や紛失した場合の対処法







これまで会社員として厚生年金に加入していた人ならば、毎月の給与から厚生年金保険料が天引きされていたことでしょう。そのため、「わざわざ年金保険料を納付する」という意識が薄いかもしれません。

しかしながら、いざ勤め先を退職し国民年金に加入する場合は、自分で国民年金保険料を納付する必要があります。その際、必要になるのが「国民年金の納付書」になります。

では、この国民年金の納付書はいつ届くのか?届かない場合や紛失してしまった場合はどのように対処するのか?気になる疑問を解説したいと思います。

国民年金の納付書が届く時期

国民年金にすでに加入している人は、国民年金の納付書が4月前半に1年分がまとめて届くのが一般的です。

ただし、前年度に国民年金の免除申請を行い日本年金機構に承認されている場合は、4月前半に届く納付書が「4月・5月・6月分」になり、7月前半に「翌年3月分」までが届くようになります。

また、転職などによって新たに国民年金に加入した人は、手続きから2週間〜2ヶ月程度の時間が掛かる場合もありますのでしばらく様子を見る必要があります。

国民年金の免除申請中に納付書が届く場合は支払いが不要

国民年金の免除申請を行なっている人にも納付書が届く場合があります。通常、国民年金の免除申請は結果が出るまでに2ヶ月〜3ヶ月程度の時間が必要になります。

そのため、審査期間中に国民年金の納付書が届く場合があるのです。この場合、「国民年金を納付した方が良いのか?」と疑問に感じると思いますが、結果が出るまでは支払い不要になります。

国民年金の免除申請が承認された場合は「支払いが不要になります」が、もし、承認が降りなかった場合は「納付書に沿って支払いが発生する」ということになります。

国民年金の納付期限を過ぎた場合の対処法

ただし、国民年金の納付書は日本年金機構から市区町村役場を経由し自宅に届きますので1ヶ月程度遅れてしまう可能性もあります。

1ヶ月も遅れたら支払い期限に間に合わせないのでは?」など心配になってしまいますが、国民年金の納付書は「支払期限」と「使用期限」に分かれており、2年以内に納付できれば支払い期限が過ぎても問題にはなりません。

一方、2年を過ぎると「使用期限」が切れてしまい納付が出来ないばかりか延滞金が発生してしまいますので注意してください。

この場合、「後納」を活用し国民年金保険料を納めることになります。また、免除申請をしっかりと行なっており過去分を納付する場合は「追納」にて納付することが可能になります。

それぞれの詳しい解説は以下をご参照ください。

国民年金の納付書を紛失した場合の対処法

国民年金の納付書を紛失してしまった場合は、最寄りの年金事務所にて再発行することが可能になります。

電話もしくは年金事務所まで出向き再発行を依頼することになりますが、その際、基礎年金番号が分からないと再発行が出来ません。そのため、年金手帳や基礎年金番号通知書を手元に用意しておくと再発行の手続きがスムーズと言えるでしょう。

もし年金手帳も紛失してしまったという場合は「年金手帳がない!紛失した時に即日再発行をしてもらうための全手順」をご参照ください。

退職後に国民年金の納付書が届く時期

冒頭でもお伝えしたように、退職などにより厚生年金の資格を喪失し国民年金に加入する場合は、手続きからおおよそ2週間〜2ヶ月程度で国民年金の納付書が届きます。

しかしながら、国民年金の切り替え手続きを失念している場合は、日本年金機構が基礎年金番号と照会し未納であることが判明してから納付書を送付してきますので3ヶ月〜6ヶ月程度の時間が必要になります。

この時、未納であった国民年金保険料をまとめて支払うように通知が届きますので非常に大きな支出となることでしょう。従って、会社を退職した場合は、忘れずに国民年金への切り替え手続きを行うことが重要になります。

厚生年金から国民年金への切り替え手続きについては「国民年金と厚生年金の切り替えは忘れてはいけない!就職や退職時に注意」をご参照ください。

住所変更があった場合に国民年金の納付書が届く時期

引越しなどで住所が変わった場合も、1ヶ月〜2ヶ月程度は国民年金の納付書の送付が遅れてしまうことがあります。

こちらも退職などと同様に、住所変更の手続きを行なった時期によって、納付書が届くタイミングが異なりますので、できるだけで早く申請することが重要になります。

国民年金の住所変更手続きは「同じ市区町村」であっても必要になりますので詳しくは「【引越しの際は忘れずに!】国民年金の住所変更手続きを解説」をご参照ください。

まとめ

国民年金の納付書はいつ届くのか?届かない場合や紛失してしまった場合はどのように対処するのか?について解説を行いました。

結論、毎年4月前半に納付書が届きますが、退職などで新たに国民年金に加入した場合や引越しなどで住所が変わった場合は手続きした日からおおよそ2ヶ月後に納付書が届くことになります。

切り替え手続きを行なっていない場合は、納付書の到着が遅れてしまい、まとまった支出が発生しますので十分に注意するようにしましょう。









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