不動産担保ローンとは?1から使いこなすために必要な全知識







日本人は土地や建物などの不動産を資産として保有する人が非常に多くおります。ただし、その資産の大半は自分自身が居住するために保有をしており、お金を借りるとなると基本的には銀行や消費者金融からの借り入れが前提となっていると思います。

しかしながら、不動産は投資用でなくても担保にすることでお金を借り入れすることが出来るのです。1つはリバースモーゲージと呼ばれる高齢者向けの制度であり、もう1つが「不動産担保ローン」と呼ばれるものです。

本メディアではリバースモーゲージについて数多く紹介をしてきましたが、今回はこの「不動産担保ローン」に注目し、どのような制度なのか徹底解説をしたいと思います。

不動産担保ローンとは

不動産担保ローンは、非常に分かりやすく伝えるならば「住宅を担保に金融機関や専門会社から資金を借り入れする制度」となります。短期間で借り貸しを繰り返すカードローンとは異なり、長期間で返済を行うため無理なく返済ができる。という特徴があります。

また、融資額は不動産の評価額だけでなく債務者の信用力も同時に審査することで、カードローンなどよりも低金利でありながら借入限度額が高いという特徴も合わせ持っています。

資金使途も自由なので、子供の大学進学や親の介護費用の負担などでまとまった資金が必要になる30代〜50代の方が広く利用している傾向にあります。

不動産担保ローンのメリット・デメリット

不動産担保ローンは、不動産を担保にすればお金が借りられる制度。と安易な理解では、自分にとってメリットになるのかデメリットになるのか。なかなか判断がつきません。

そこで、不動産担保ローンのメリットやデメリットをご紹介し自分にとって最適な借入方法なのか検討してみましょう。

不動産担保ローンのメリット

不動産担保ローンのメリット

  • カードローンや消費者金融からの借入よりも金利が低い
  • 資金使徒が自由(生活費や娯楽などでも活用できる)
  • 不動産を担保にするので借入限度額が高い
  • 自己名義以外の不動産でも担保にできる
  • 原則保証人が不要(一部必要となる場合もあり)
  • 20年以上の長期借入が可能なので無理な返済計画を組む必要がない

不動産担保ローンのメリットは、低金利でありながら借入限度額が高いことから、まとまった資金ニーズがある方には最適なローンと言えるでしょう。また、長期の返済計画が立てられるので、借入限度額が高くても返済地獄に陥りにくいという点がメリットとして挙げられます。

意外なのは、自己名義の不動産以外でも担保にすることが可能になりますので、親や兄弟などの不動産を担保にすることが可能になります。もちろん、勝手に担保にすることは出来ません。

不動産担保ローンのデメリット

不動産担保ローンのデメリット

  • 事務手数料が数十万円程度発生する(借入額の3%が相場)
  • 契約までに1ヶ月程度の時間が必要になる(最近は即日審査の会社も増加している)
  • 返済が出来ない場合は担保にした不動産を売却する必要がある

不動産担保ローンのデメリットは、不動産の担保評価を行いますので、事務手数料が高額になることや調査期間が必要になることから契約まで1ヶ月程度の時間が必要になる。という点が挙げられます。

一般のカードローンでは、手数料無料で即日融資が可能となりますので、「手軽さ」という意味では劣ってしまうでしょう。また、仮に返済が滞ると担保にした不動産を売却し返済する必要があります。

これは、カードローンも同様と言えますが、借りたお金を返せない場合は、それなりの代償を支払う必要があるでしょう。

借り換えやおまとめローンとして活用できる

メリットでもお伝えしましたが、不動産担保ローンはカードローンや消費者金融の金利と比較しても低金利になります。

そのため、不動産担保ローンで借入した資金で、カードローンや消費者金融の債務を一括返済する「借り換えやおまとめローン」はおすすめの使い方言えます。借金全体の金利削減し返済を楽にするには効果的と言えます。

おおよそ、カードローンの金利相場2%〜15%なのに対して不動産担保ローンは1%〜8%程度と金利が低くなっております。

不動産担保ローン会社の選び方

不動産担保ローンは、低金利でありながら借入限度額が高いことから非常にメリットが高いように思えますが、やはり「金利、借入限度額、融資までの期間」はそれぞれの企業で異なりますのでよく比較することが重要になります。

ここでは、不動産担保ローン会社の選び方をお伝えします。

不動産担保ローンの金利を比較する

返済額に大きな影響を与える「金利」に関しては、当然ながら低い方が良いのでいくつかの不動産担保ローン会社を比較することが必要になります。

その際、不動産担保ローンの金利は「3%〜10%」などのように幅があることに気がつくと思います。これは下限金利と上限金利と呼ばれますが、調整幅を持たせて評価の高い人には低金利で貸し出し、評価の低い人には高金利で貸し出すようになっております。

どうしても、一番低い金利でどこが良いかを比較してしまいがちですが、最大限のリスクを踏まえ検討する方が良いので、上限金利を比較して不動産担保ローン会社を選択するようにしましょう。

契約にかかる期間を比較する

不動産担保ローンは、物件の審査などもありますので通常は1ヶ月程度の時間を必要とします。とは言え、少しでも早く借入したい。という資金ニーズをお持ちの方も多いでしょう。

そのような時に比較したいのは「融資実行までの日数」になります。先ほど、1ヶ月程度の期間は必要とお伝えしましたが、住宅の評価額の算出は「路線価」によって大枠は算出できてしまうのです。

そのため、最近では「即日融資可能」な不動産担保ローン会社も増えており、急な入り用となった方にはおすすめと言えます。

事務手数料のコストを比較する

金利ばかりに目を向けてはいけません。不動産担保ローンのデメリットでもある事務手数料の高さにも注目するようにしてください。

一般的な事務手数料の相場は、借入額に対して3.0%前後が一般的ですが、中には0%の会社もあります。また、金利同様に「0%〜5%」など事務手数料にも調整幅を持たせているケースも多くあります。

0円である不動産担保ローン会社もありますが、その分金利に上乗せされているケースもあるのでよく検討することが望ましいでしょう。

不動産担保ローン会社を比較

不動産担保ローン会社は、1社だけに問い合わせすることは危険です。先ほどお伝えしたように金利や事務手数料は、申し込みする人によって異なりますが、不動産担保ローン会社の評価によっても異なるのです。

そのため、複数の会社に申し込みを行い、最安値となる不動産担保ローン会社に依頼すべきと言えるでしょう。とは言え、非常に多くの会社に申し込みを行うことも大変でしょうから、ここではおすすめの不動産担保ローン会社をご紹介したいと思います。

金融機関名
ローン名
金利(年率) 借入可能額 事務手数料借入期間 審査
トラストホールディングス
不動産担保目的ローン 
3.45%

7.45%
100万円

10億円
0%

5.5%
1ヶ月

30年
最短即日
東京スター銀行
スター不動産担保ローン 
1.35%

9.0%
100万円

1億円
2.16%1年

20年
最短5日
つばさコーポレーション
不動産スーパーサポートローン
3.8%

7.8%
0%

2.0%
1ヶ月

30年
数日
ビジネスパートナー
不動産担保目的ローン 
2.5%

9.5%
300万円

1億円
0%~ 20年最短即日
アサックス
不動産担保ローン【個人向け】 
2.6%

7.8%
300万円

10億円
0%

3.0%
3ヶ月

30年
最短1日

一番おすすめの不動産担保ローン会社は、上限金利がもっと低く、様々な住宅にも対応できるトラストホールディングス不動産担保目的ローン がおすすめと言えます。

おすすめの不動産担保ローン会社

上限金利が低いトラストホールディングス不動産担保目的ローンのおすすめポイントをご紹介します。

  1. 二番抵当・三番抵当でも利用可能
  2. 借地権・底地権でも利用可能
  3. 共有持分でも利用可能
  4. 最短即日融資が可能
  5. 土地、建物、マンション、アパートでも利用可能

上記の通り、様々な不動産に対応できるのが、トラストホールディングス不動産担保目的ローンになりますので、複数ある不動産担保ローン会社の中でも優先的に問い合わせを行なっても損はない会社と言えるでしょう。

不動産担保ローンの利用の流れ

上記までで、あなたが使うべき、不動産担保ローンの会社や使う際のコツなどをご理解頂けたと思います。

この章では、実際に不動産担保ローンに申し込みをした場合の利用の流れについて解説します。

とは言え、webサイトから問い合わせを行い必要書類を準備するだけですが、不動産担保ローンを初めて使う方は不安も多いかと思いますので、登録後何が起こるのかをざっくり把握しておきましょう。

不動産担保ローンの利用手順

不動産担保ローンの利用の流れは、おおきく3ステップとなります。早速、利用の流れを確認してみましょう。

不動産担保ローンの利用の流れ

  1. webサイトから申し込みを行う
  2. 審査・プラン設計
  3. 契約・融資実行

あれ?それだけ?」と思われる方も多いかもしれませんが、それだけです。不動産の評価とあなたの信用度を計ることができれば融資をするだけですので利用の流れ自体は非常にシンプルになります。

担保評価額が高く、返済能力が高いと判断されれば、低金利の融資が実現しますが、返済能力に関しては、個人信用情報機関と呼ばれる、あなたのクレジットカードやローンの返済履歴からしっかりと返済できる人なのかを判断することができるのです。

不動産担保ローンの審査時に必要な書類

それでは、不動産担保ローンの審査に必要な書類をお伝えしたいと思います。

審査時の必要書類

  • 印鑑証明証(必須)
  • 住民票(世帯全員分)(必須)
  • 実印(必須)
  • 身分証明証(必須)
  • 確定申告書(直近3年分)
  • 土地・建物の登記簿謄本
  • 公図
  • 給与証明書(源泉徴収票または給与明細)
  • 借入金の残高証明書

まとめ

不動産担保ローンを使いこなすために必要な知識について解説を行いました。

不動産のお持ちの方であれば、カードローンよりも低金利で借入限度額が高い不動産担保ローンは検討の価値ありと言えるでしょう。長期借入にすることで無理なく返済も出来るので非常に重宝されるのではないでしょうか。

そして、おすすめの不動産担保ローン会社は、上限金利の低いトラストホールディングス不動産担保目的ローンになりますので、まず最初に問い合わせを行うことをおすすめします。









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老後資金の教科書

老後資金の教科書は老後の生活をより豊かにするために、金融や老後に関する法改正などを中心に解説記事を掲載しています。 リバースモーゲージ、介護保険問題、年金カット法案、高額医療費の自己負担の増加など難しい制度を分かりやすくご紹介します。