借金返済計画の立て方を5つの手順で解説!エクセル計算シート付き







借金を無事に完済するためには「借金の返済計画」をしっかりと立てることが非常に重要になります。計画通りに返済が進行しているならば、仮に返済期間が3年〜5年必要だったとしても焦ることなく、しっかりと完済に向けて歩むことが可能と言えます。

ただし、借金の返済計画を立てる際に無理なスケジュール組みをしてしまうと計画倒れとなってしまい逆に返済が滞る場合もあります。

そこで今回は、借金を無事に完済するための返済計画を5つの手順で解説すると共に、返済計画のエクセルシートをダウンロードできるようにいたしましたのでぜひご活用頂ければと思います。

借金返済計画の立て方

それでは早速、借金返済計画の立て方をお伝えしたいと思いますが、ポイントは無理な計画を作るよりも再現性の高い計画を立てることが非常に重要である。ということです。

計画倒れの借金返済計画を立てて失敗すると、自暴自棄になり余計に借金を重ねてしまうリスクがあります。

イメージとしてはダイエットに近く、数週間は無理な減量生活を送るのですが、計画が崩れた途端にその反動でこれまで以上に悪化した食生活を送ってしまう。というようなことが無いようにしっかりと遂行できる計画が必要になります。

手順1.現在の借り入れ先と返済額を把握する

まずは、「どこからいくらの利息でどれほど借り入れしているのか」実態を把握するようにしましょう。借り入れ先が複数になると利息や借金残高をしっかりと把握できていない人も多いのです。

また、貸金業者は漏れていないとしても、忘れがちなのがクレジットカードのキャッシングやショッピングに加え税金関係の支出が漏れている人は以外に多くおります。

税金も滞納すれば利息が発生しますし、財産の差し押さえなど強制執行もされてしまいますので、ほぼ借金と同じだと思った方が良いでしょう。

上記のように生活費とは別に毎月いくらの返済が必要なのか書き出してみましょう。

手順2.家計の収支を正確に把握する

単純に考えると「収入ー支出」によって「+」となった金額が返済に充てられる金額と言えます。

収入は、ボーナスなどの不確定要素は省き、毎月の月給のみで計算してください。ボーナスを含めてしまうと仮に業績不振などによりボーナスが支給されないなど借金返済計画に狂いが生じてしまいます。

また、支出に関しては、毎月の生活費を家計簿などを付けて把握すると共に、「マンションの更新費」や「年会費系」の支出は、毎月の支出に按分して別途残しておくようにしてください。

そして、収入から支出を引いた金額が現実的に返済できる金額になります。

すでに、生活費だけで赤字の状況である場合は、完済は難しくむしろ債務整理を行いこれ以上の借金を増やさない対策を講じる必要があります。

手順3.支出の削減を行う

ただし、現状赤字だったとしても生活費を削減し黒字になるならば話は別でしょう。また、黒字の方も支出を削減することで返済金額を増やすことが可能です。

支出を削減するポイントは、固定費の削減です。

なぜ固定費から削減するのか?と言えば、固定費の削減は慣れてしまえばそこまで我慢をしなくても支出を削減することができるのです。

例えば、マンションをより安い家賃の場所に引っ越しすることや携帯電話を格安スマホに変更する、インターネットを安いプランもしくは解約する。などの対策を講じることで毎月決まった支出を削減することが可能になります。

その次に着手するのが、食費、被服費、娯楽費などの変動費です。

変動費も当然ながら削減する必要はありますが、「1日1食もやししか食べない。」など現実的に難しい対策は避けるべきでしょう。結局はどこかで我慢ができずに使い過ぎることになってしまいます。

そのため、多少のご褒美を残しておける程度に節約をするようにしてください。

手順4.おまとめローンで金利を下げる

手順①〜③である程度返済できる金額が判明してきたと思います。ここで、さらに返済を楽にするために「おまとめローン」を活用することをおすすめします。

貸金業者によって金利はそれぞれ異なることだと思いますが、この散らばった借金を利息の低い貸金業者にまとめてしまい全体の利息を下げることができる「おまとめローン」は債務者にとっても非常にメリットがあると言えます。

ただし、おまとめローンをすることで毎月の返済額を下げることが出来るのですが、それに甘えてしまい、返済金額を下げてしまうと利息が増え借金総額が増加するリスクがありますので注意してください。

手順5.返済計画を3年〜5年で立てる

手順④まで借金返済計画を立てることができれば、「最終的にいくらの借金がどの程度の利息で借り入れしているのか?毎月いくらなら返済することができるのか?」が判明していることでしょう。

ここからは、判明した借金をいつまでに返済するのか?を決める最終段階になります。

借金は早く完済した方が支払う利息も低くなるので「1年で完済しよう!」などの目標を立ててしまいますが、あなたが毎月返済できる現実的な金額は既に①〜④の手順からでも分かっていることでしょう。

そのため、毎月返済できる金額で返済を続けた場合に3年〜5年の間で完済することができるのかが1つの目安になります。もし、3年〜5年の間に完済ができない場合は、債務整理を検討することになります。

借金返済計画に利用可|借入返済予定表のエクセル計算シート

ここで、実際に借金返済計画を作成するにあたって活用できる「借入返済予定表」をエクセルでダウンロードできるよう致しました。シートは以下をクリックすることでダウンロードが可能になります。

借金100万円の返済計画

上記のエクセルシートを活用して借金100万円を5年間で返済した場合の「元金均等返済」と「元利均等返済」の返済計画を記載させて頂きます。

金利は15%で固定とさせて頂きますが、エクセルシートをダウンロード頂くことで金利の変更も可能になります。

借金100万円を元金均等返済した場合の返済計画

返済年月返済額うち元金うち利息借入金残高
2018年4月¥29,167¥16,667¥12,500¥983,333
2018年5月¥28,958¥16,667¥12,292¥966,667
2018年6月¥28,750¥16,667¥12,083¥950,000
2018年7月¥28,542¥16,667¥11,875¥933,333
2018年8月¥28,333¥16,667¥11,667¥916,667
2018年9月¥28,125¥16,667¥11,458¥900,000
2018年10月¥27,917¥16,667¥11,250¥883,333
2018年11月¥27,708¥16,667¥11,042¥866,667
2018年12月¥27,500¥16,667¥10,833¥850,000
2019年1月¥27,292¥16,667¥10,625¥833,333
2019年2月¥27,083¥16,667¥10,417¥816,667
2019年3月¥26,875¥16,667¥10,208¥800,000
2019年4月¥26,667¥16,667¥10,000¥783,333
2019年5月¥26,458¥16,667¥9,792¥766,667
2019年6月¥26,250¥16,667¥9,583¥750,000
2019年7月¥26,042¥16,667¥9,375¥733,333
2019年8月¥25,833¥16,667¥9,167¥716,667
2019年9月¥25,625¥16,667¥8,958¥700,000
2019年10月¥25,417¥16,667¥8,750¥683,333
2019年11月¥25,208¥16,667¥8,542¥666,667
2019年12月¥25,000¥16,667¥8,333¥650,000
2020年1月¥24,792¥16,667¥8,125¥633,333
2020年2月¥24,583¥16,667¥7,917¥616,667
2020年3月¥24,375¥16,667¥7,708¥600,000
2020年4月¥24,167¥16,667¥7,500¥583,333
2020年5月¥23,958¥16,667¥7,292¥566,667
2020年6月¥23,750¥16,667¥7,083¥550,000
2020年7月¥23,542¥16,667¥6,875¥533,333
2020年8月¥23,333¥16,667¥6,667¥516,667
2020年9月¥23,125¥16,667¥6,458¥500,000
2020年10月¥22,917¥16,667¥6,250¥483,333
2020年11月¥22,708¥16,667¥6,042¥466,667
2020年12月¥22,500¥16,667¥5,833¥450,000
2021年1月¥22,292¥16,667¥5,625¥433,333
2021年2月¥22,083¥16,667¥5,417¥416,667
2021年3月¥21,875¥16,667¥5,208¥400,000
2021年4月¥21,667¥16,667¥5,000¥383,333
2021年5月¥21,458¥16,667¥4,792¥366,667
2021年6月¥21,250¥16,667¥4,583¥350,000
2021年7月¥21,042¥16,667¥4,375¥333,333
2021年8月¥20,833¥16,667¥4,167¥316,667
2021年9月¥20,625¥16,667¥3,958¥300,000
2021年10月¥20,417¥16,667¥3,750¥283,333
2021年11月¥20,208¥16,667¥3,542¥266,667
2021年12月¥20,000¥16,667¥3,333¥250,000
2022年1月¥19,792¥16,667¥3,125¥233,333
2022年2月¥19,583¥16,667¥2,917¥216,667
2022年3月¥19,375¥16,667¥2,708¥200,000
2022年4月¥19,167¥16,667¥2,500¥183,333
2022年5月¥18,958¥16,667¥2,292¥166,667
2022年6月¥18,750¥16,667¥2,083¥150,000
2022年7月¥18,542¥16,667¥1,875¥133,333
2022年8月¥18,333¥16,667¥1,667¥116,667
2022年9月¥18,125¥16,667¥1,458¥100,000
2022年10月¥17,917¥16,667¥1,250¥83,333
2022年11月¥17,708¥16,667¥1,042¥66,667
2022年12月¥17,500¥16,667¥833¥50,000
2023年1月¥17,292¥16,667¥625¥33,333
2023年2月¥17,083¥16,667¥417¥16,667
2023年3月¥16,875¥16,667¥208¥0

借金100万円を元利均等返済した場合の返済計画

返済年月返済額うち元金うち利息借入金残高
2018年4月¥23,790¥11,290¥12,500¥988,710
2018年5月¥23,790¥11,431¥12,359¥977,279
2018年6月¥23,790¥11,574¥12,216¥965,705
2018年7月¥23,790¥11,719¥12,071¥953,986
2018年8月¥23,790¥11,865¥11,925¥942,121
2018年9月¥23,790¥12,013¥11,777¥930,108
2018年10月¥23,790¥12,164¥11,626¥917,944
2018年11月¥23,790¥12,316¥11,474¥905,629
2018年12月¥23,790¥12,470¥11,320¥893,159
2019年1月¥23,790¥12,625¥11,164¥880,534
2019年2月¥23,790¥12,783¥11,007¥867,750
2019年3月¥23,790¥12,943¥10,847¥854,807
2019年4月¥23,790¥13,105¥10,685¥841,703
2019年5月¥23,790¥13,269¥10,521¥828,434
2019年6月¥23,790¥13,435¥10,355¥814,999
2019年7月¥23,790¥13,602¥10,187¥801,397
2019年8月¥23,790¥13,772¥10,017¥787,625
2019年9月¥23,790¥13,945¥9,845¥773,680
2019年10月¥23,790¥14,119¥9,671¥759,561
2019年11月¥23,790¥14,295¥9,495¥745,266
2019年12月¥23,790¥14,474¥9,316¥730,791
2020年1月¥23,790¥14,655¥9,135¥716,136
2020年2月¥23,790¥14,838¥8,952¥701,298
2020年3月¥23,790¥15,024¥8,766¥686,274
2020年4月¥23,790¥15,211¥8,578¥671,063
2020年5月¥23,790¥15,402¥8,388¥655,661
2020年6月¥23,790¥15,594¥8,196¥640,067
2020年7月¥23,790¥15,789¥8,001¥624,278
2020年8月¥23,790¥15,986¥7,803¥608,292
2020年9月¥23,790¥16,186¥7,604¥592,105
2020年10月¥23,790¥16,389¥7,401¥575,717
2020年11月¥23,790¥16,593¥7,196¥559,123
2020年12月¥23,790¥16,801¥6,989¥542,322
2021年1月¥23,790¥17,011¥6,779¥525,311
2021年2月¥23,790¥17,224¥6,566¥508,088
2021年3月¥23,790¥17,439¥6,351¥490,649
2021年4月¥23,790¥17,657¥6,133¥472,992
2021年5月¥23,790¥17,878¥5,912¥455,115
2021年6月¥23,790¥18,101¥5,689¥437,014
2021年7月¥23,790¥18,327¥5,463¥418,687
2021年8月¥23,790¥18,556¥5,234¥400,130
2021年9月¥23,790¥18,788¥5,002¥381,342
2021年10月¥23,790¥19,023¥4,767¥362,319
2021年11月¥23,790¥19,261¥4,529¥343,058
2021年12月¥23,790¥19,502¥4,288¥323,556
2022年1月¥23,790¥19,745¥4,044¥303,811
2022年2月¥23,790¥19,992¥3,798¥283,818
2022年3月¥23,790¥20,242¥3,548¥263,576
2022年4月¥23,790¥20,495¥3,295¥243,081
2022年5月¥23,790¥20,751¥3,039¥222,329
2022年6月¥23,790¥21,011¥2,779¥201,319
2022年7月¥23,790¥21,273¥2,516¥180,045
2022年8月¥23,790¥21,539¥2,251¥158,506
2022年9月¥23,790¥21,809¥1,981¥136,697
2022年10月¥23,790¥22,081¥1,709¥114,616
2022年11月¥23,790¥22,357¥1,433¥92,259
2022年12月¥23,790¥22,637¥1,153¥69,622
2023年1月¥23,790¥22,920¥870¥46,702
2023年2月¥23,790¥23,206¥584¥23,496
2023年3月¥23,790¥23,496¥294¥0

3年〜5年で完済できない場合は債務整理を検討する

借金100万円を5年間で返済しようとすると毎月2.5万円〜3万円程度は返済に充てる必要があることが分かると思います。現在の借金額を加味した時に3年〜5年間で完済はできそうでしょうか?

もし、難しい場合は、借金を減額または免除することが出来る債務整理を検討する必要があります。

債務整理は、借金を減額させる「任意整理」と「個人再生」、借金を免除することが出来る「自己破産」に分かれております。どの債務整理が良いかは、借金総額や収入などによっても変わりますので以下の基準をまずはご確認ください。

債務整理の種類を選ぶ基準

  • 任意整理:借金が数十万円〜100万円程度減額できれば完済可能な人向け
  • 個人再生:借金を1/5程度など大幅に減額したい人向け。ただし安定した収入が必要
  • 自己破産:収入がないなど借金を免除してもらうしか方法がない人向け

上記の通り、ご自身がどの債務整理が向いているのかある程度判断した上で、具体的な話は弁護士や司法書士に相談することが望ましいと言えます。

その際、実績が豊富な弁護士や司法書士に相談しなければ的確なアドバイスを受けることが難しいと言えますので、以下の関連記事より自分自身に合った専門家を見つけましょう。

任意整理を検討する場合

任意整理とは、債務者の代理人として弁護士や司法書士が債権者と借金減額の交渉を行なってくれます。これによって過払金の請求や将来利息のカットなどを依頼し交渉がまとまることで借金総額が減額できます。

デメリットとしては、個人信用情報機関に事故情報が登録されることから3年〜5年間はクレジットカードが利用できないなどがあります。

任意整理の詳しい解説は以下の関連記事をご参照ください。

個人再生を検討する場合

個人再生とは、裁判所を介在させて借金を減額させる方法ですが、任意整理よりも減額できる金額が大きくなります。例えば、借金総額が500万円の場合は100万円まで減額できるなどその効果は絶大でしょう。

ただし、個人再生も事故情報が登録されることに加えて、官報に掲載されてしまうことから他人にバレる可能性は任意整理よりも高くなります。また、減額した借金は3年以内に完済する必要がありますので、安定した収入がある方でないと手続きはできません。

個人再生の詳しい解説は以下の関連記事をご参照ください。

自己破産を検討する場合

自己破産とは、借金を免除(免責)する手続きになりますので、基本的には借金が無くなります。収入がなく財産もないような人は自己破産を検討することになりますが、自宅や車などは総じて手放す必要があるためデメリットも重たいと言えます。

また、税金関連は非免責債権と呼ばれ自己破産後も支払い義務を逃れることは出来ませんので注意してください。

自己破産の詳しい解説は以下の関連記事をご参照ください。

債務整理で借金がいくら減額されるのか気になる方は
「借金減額シミュレーター」でいくら借金が減額されのか計算可能です。

まとめ

借金返済計画の立て方について5つの手順を解説いたしました。エクセルシートをダウンロード頂ければ返済スケジュールを簡単に計算することも出来ますので、ぜひご活用ください。

もし、借金返済計画を立てた際に3年〜5年の完済が難しい場合は、これ以上借金を増やしてしまわぬように債務整理を早期に検討するべきと言えます。

その際、債務整理によっていくら借金が減額できるのか?まずは知りたいという方は、以下の借金減額シミュレーターを活用して頂ければと思います。

債務整理で借金がいくら減額されるのか気になる方は
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