リボ払いでも過払い金請求できる?キャッシング枠とショッピング枠の仕組みを解説







リボ払いは、クレジットカードや消費者金融が提供している支払い方法の1つですが、毎月の返済額が一定となるため利用者は家計の負担を気にせずショッピングを楽しむことが出来ます。

ただし、美味しい話には裏があるようにリボ払いは、非常に高金利でありながら金銭感覚を狂わせてしまいカード破産する人が多いのが実態です。

そこで今回は、リボ払いの返済で苦労している方に向けて過払い金請求ができるのか解説をしたいと思います。

リボ払いの種類

リボ払いは、高額なショッピングをしても毎月の返済額が変わらない支払い方法であることは冒頭でもお伝えした通りですが、このリボ払いは何もクレジットカードだけではありません。

リボ払いには大きく4つの種類があります。まずは、リボ払いの種類を確認して見ましょう。

リボ払いの種類

  1. クレジットカードのショッピングリボ払い
  2. クレジットカードのキャッシングリボ払い
  3. 消費者金融のキャッシングリボ払い
  4. 銀行カードローンのリボ払い

上記の4種類がリボ払いの種類になりますが、キャッシングできるのは、②と③のみになります。

①の「クレジットカードのショッピングリボ払い」については後述しますが、過払い金請求はできません。また、④の「銀行カードローンのリボ払い」についても、過払い金請求をすることはできません。詳しくは「銀行のカードローンは過払い金請求できる?返済ができないと債務整理」で解説しておりますのでご参照ください。

それでは、リボ払いで過払い金請求が出来る、②と③の「クレジットカードのキャッシングリボ払い」と「消費者金融のキャッシングリボ払い」について解説を行いたいと思います。

リボ払いで過払い金請求ができるのはキャッシング枠のみ

キャッシング枠とは、簡単にお伝えすると借金と同様です。借金を毎月定められた金額分を返済していくことが、キャッシング枠におけるリボ払いになります。

そのため、キャッシング枠でリボ払いの支払いを行なっている方や過去に支払いをしていた方で、利息制限法を超える金利で貸付を受けていた場合は過払い金請求を行うことが可能になります。

ただし、過払い金請求をしたクレジットカード会社や貸金業者は、二度と利用することが出来なくなりますので十分に注意しましょう。詳しくは「クレジットカードの過払い金請求をする前に知っておくべき3つのこと」をご参照ください。

キャッシング枠のリボ払いは高金利で元金が減らない

そもそもキャッシング枠のリボ払いは非常に高額な金利が設定されています。現在は15%〜20%程度の金利で設定されていますが、2006年以前は出資法の上限金利である29.2%で金利が設定されていました。

過払い金請求で、その差分を返還してもらえる訳ですが、そもそもキャッシング枠のリボ払いは、毎月一定額の返済を行う訳ですので、このような高金利では元金がなかなか減らないという事態になります。

しかしながら、毎月の返済額は一定なので金銭感覚に狂いが生じ、徐々に借金が増えてしまい、最終的にはカード破産を引き起こすことになりますので、リボ払いの利用も十分に注意が必要と言えます。

ショッピング枠のリボ払いは過払い金請求ができない

それでは、リボ払いの種類①の「ショッピング枠のリボ払い」についてお伝したいと思います。

まず、「ショッピング枠」は「キャッシング枠」とは異なり、借金ではありません。買い物したお金を一時的に立替をしてもらっているだけ。という扱いになりますので、その立替金を返済すれば取引は終了します。

従って、借金でない以上、過払い金請求をすることはできません。ショッピング枠のリボ払いも同様です。

いやいや、ショッピング払いでも利息が発生しているではないか。」と感じる方も多いと思いますが、これは「立替金の手数料」になりますので、利息ではありません。

よく、ショッピング枠の手数料の表記では「実質年利○%」と記載されているかもしれませんが、これはあくまで「実質」になり利息ではありません。従って、「実質年利が29.2%」だったとしても過払い金請求は出来ないのです。とは言え、現在の相場としては15%以内に手数料を設定しています。

ショッピング枠のリボ払いはカード破産する可能性大

キャッシング枠でのリボ払い同様に、ショッピング枠のリボ払いもカード破産する可能性は非常に高いと言えます。キャッシング枠ほど利息は高くないものの、毎月の支払いが一定となるリボ払いは利用者の金銭感覚を狂わすことになるでしょう。

例えば、仕事で大きな成果を出したのでご褒美としての支出や先月は節約したから今月はたくさん買い物しよう。などリボ払いだと目先の現金が大きく減少する訳ではないので、次第にリボ払いの返済期間が長引くのです。

実際、クレジットカードのショッピング枠が返済できず自己破産をした人は、5年以上もリボ払いの返済を続けた人が80%を占める統計が出されているほどです。

そのため、キャッシングだけでなくショッピングのリボ払いにおいても注意すべきと言えます。

エポス・楽天など過払い金請求できるキャッシングリボ会社

それでは、実際にリボ払いで過払い金請求ができる可能性がある会社、ない会社について一例をご紹介したいと思います。基本的には2006年以前に利息制限法を超える金利でリボ払いを活用していた方が対象となります。

種類会社過払い金発生有無
クレジットカードオリコ、エポス、ライフ、楽天など可能性あり
貸金業者プロミス、アコム、アイフルなど可能性あり
銀行三井住友銀行、三菱東京UFJなし

上記の通り、クレジットカード会社では非常に有名なエポスカードや楽天カードなども過払い金請求の対象になる可能性があります。その他にも貸金業者のプロミスやアコムなども過払い金請求の対象になります。

一方で、銀行のカードローンは2006年以前も利息制限法を超える貸付を行なっておりませんので、過払い金の対象外になります。

リボ払いの過払い金請求も10年の時効あり

ただし、上記に該当する方でも、過払い金請求の時効は10年になります。これは、取引終了時点から10年になりますので、まだ過払い金請求の時効を迎えていない方も多いことでしょう。

とは言え2006年〜2007年にかけて上記の会社は金利を修正していますので、時効が迫っている方は早めに弁護士に相談することをおすすめします。

その際、実際に自分自身はいくらの過払い金が請求できるのか目安を知りたいという方も多いでしょうから、過払い金の簡易計算機を作成しました。こちらを活用しおおよその目安金額を把握しましょう。

過払い金の返還額を簡単計算

万円
カ月

※免責:計算シミュレーションは当サイトの基準により作成しているもので、正確性を保証するものではありません。

過払い金の返還金額の目安は

万円です。

※免責:算出結果は借り入れから完済まで29.2%の利息で借入した場合の想定結果となります。そのため、実際の過払い金返還額と異なる可能性があります。また、算出結果の責任は負うことはできかねます。

より正確な過払い金請求額を知りたい方は「弁護士法人アドバンス」の匿名チャットで相談してみましょう。

まとめ

リボ払いでも過払い金請求をすることは可能です。ただし、ショッピング枠のリボ払いや銀行系のカードローンは対象外になりますので注意しましょう。過払い金請求ができるリボ払いはキャッシング枠のみとなります。

また、過払い金請求は個人で行うことも可能ですが、時間や手間の割に法律の知識が乏しいが故に返還額少ない。という問題もありますので弁護士に依頼することをおすすめします。

その際は、「過払い金の相談前に知っておきたい専門家の選び方とおすすめの弁護士」にて解説したように弁護士法人東京ロータス法律事務所は相談無料に加え、着手金と報奨金も0円で対応をしてくれますので非常におすすめです。









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