自己破産をすると年金はどうなる?受給資格・差し押さえ有無を解説







自己破産をすると財産は基本的に処分されてしまうことから年金も受け取ることが出来なくなるのではないか?と不安に感じる人も多いことでしょう

もし、自己破産によって年金が受給出来ない。となれば、これから自己破産をする人にとっては大きな問題になります。年金受給者に至っては、生活が出来なくなることを意味しています。

そこで今回は、自己破産をすると年金が受給出来なくなるのか?また、年金保険料の未払い分は自己破産によってどのような扱いになるのか解説をしたいと思います。

自己破産をしても年金の受給資格は消滅しない

まず、自己破産をすると年金は受給できないのか?という不安ですが、これは、自己破産をしても問題なく受給が出来ますので安心してください。

自己破産によって年金が受給できないとなれば、若い方は、今後一切年金保険料を支払うことを止めてしまうでしょう。ただそれでは、国も困ってしまうのです。

と言うのは、今の年金保険料は、自分の年金のために積立をしている訳ではなく、現在の高齢者に支給されていることから、自己破産によって年金の受給資格を剥奪しては年金の財源が減少してしまうだけなのです。

従って、国は自己破産をしても年金受給資格を剥奪するようなことはしません。

法律によって年金の差し押さえは禁止されている

年金保険料の財源を確保するために、自己破産で年金の受給資格を剥奪しない。とお伝えしましたが、実は本質的な理由は他にあるのです。それは「法律によって禁止されている」ということです。

その法律こそが、日本国憲法25条の「すべての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」と言う内容になり、生活の基盤を支える年金を強制徴収することを禁止しているのです。

従って、この法律がある以上は年金が強制徴収される心配はありません。

年金受給者が自己破産をしても差し押さえにはならない

それでは、既に年金を受給している高齢者が自己破産した場合は、年金の受給額を差し押さえされてしまうのか?という問題ですが、結論、このケースでも年金を差し押さえすることは禁止されています。

もし、年金を差し押さえしてしまった場合、高齢者の方は収入を得る方法を失い生活を営むことが出来なくなり、先ほどお伝えした「最低限度の生活を営む権利」に反していることになります。

上記の通り、自己破産をしても年金受給資格を失うことも無く、年金を差し押さえられることもないので、まずはご安心ください。

銀行からの借金と年金受け取り口座が同じ場合は注意が必要

ただし、注意点があります。

自己破産の借金が年金の受け取り口座と同じ銀行から借り入れしている場合は、自己破産の手続きの開始に合わせて口座が凍結されてしまいます。

銀行の口座が凍結してしまうと、せっかくの年金が口座から引き落とすことが出来なくなりますので、自己破産前に借金をしている銀行とは別の銀行に年金の受け取り口座を変更する必要があります。

年金保険料の未払い分は免責(免除)されない

年金受給資格が剥奪されないということは、年金保険料も支払う必要がある。ということになります。自己破産前に年金の未払いがある場合も自己破産によって債務は免責(免除)にはなりません。

これを、非免責債権と呼びますが、年金だけでなく住民税や所得税などの税金からギャンブルなどの借金が非免責債権に該当することになります。

このような借金を抱え自己破産をする場合も、非免責債権は自己破産後も残りますので返済の必要があります。

自己破産の相談は弁護士に依頼すべき

さて、自己破産の不安の1つが解消出来たところで重要なのは弁護士選びです。弁護士選びのポイントは大きく6つあります。

弁護士選びのチェック項目

  1. 自己破産の実績が豊富にある
  2. 自己破産の費用が明瞭である
  3. 自己破産の相談は無料である
  4. 平日夜間や土日対応を行う弁護士事務所である
  5. 対応が丁寧である

上記の6つのポイントを抑える弁護士にまずは相談するようにしましょう。とは言え、複数の弁護士に何度も聞いている時間はない。という方は弁護士法人東京ロータス法律事務所への問い合わせがおすすめです。

あくまで、最初に問い合わせを行う弁護士事務所なので、その後、複数の弁護士に話を聞くことは問題ありませんが、おすすめの理由は以下の通りです。

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以上がおすすめ理由になりますが、自己破産の相談が何度でも無料なので最初に問い合わせを行えば比較基準を作ることができます。全国に無料で出張しあなたの借金問題について弁護士が相談に乗ってくれることから非常に頼もしい存在になるでしょう。

現在、借金の返済が出来ずに悩まれているならば早速、弁護士法人東京ロータス法律事務所に相談することをおすすめします。

まとめ

自己破産をしても年金の受給資格を剥奪することも、年金受給者の年金を差し押さえすることも出来ません。従って、自己破産をしても年金は受給することが可能になります。

ただし、年金保険料を納めていないとせっかくの年金も受給することは出来ませんし、「2018年最新情報|年金(国民年金)未納は危険|延滞金・強制徴収などデメリットを解説」にて解説したように年金保険料を滞納すると強制徴収の対象になりますので十分に注意しましょう。

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