失業保険は税金が掛からないって本当?気になる疑問を徹底解説







失業保険は所得扱いになりませんので「税金の徴収対象外」となります。

そもそも、失業保険は失業中の生活を支援するための制度になりますので、そこから税金を徴収してしまうと支援の意味が無くなってしまいます。もし、失業保険から税金を徴収したいならば、そもそも天引きして支給すれば良い。という話です。

上記の通り、失業保険には税金が発生しなのですが、「確定申告は必要なのか?」「扶養に入ると税金の支払いはどうなるのか?」などの疑問点についても解説を行いたいと思います。

失業保険は税金が発生しないので確定申告も不要

冒頭でもお伝えしたように、失業保険は所得扱いにはなりませんので税金は発生しません。そのため、所得を申告する必要がある「確定申告も不要」になります。

ただし、失業保険の受給中にアルバイトをした場合や前職で年末調整を行なっていない場合などは、払い過ぎた税金の還付を受けられる可能性もありますので、このような場合は確定申告を行なった方が良いと言えるでしょう。

詳しくは「失業保険は確定申告は不要?申告した方が良いケースについて解説」にて解説をしておりますのでご参照ください。

配偶者の扶養になると国民健康保険や国民年金の支払いが不要

夫などの扶養家族になると国民健康保険や国民年金の支払いが不要になります。その際、気になるのが「失業保険の受給額は扶養の所得条件に含まれるか否か」という点です。

先ほど、失業保険は所得扱いにならないので税金は掛からないとお伝えしましたが、扶養に入る場合の所得条件については所得と見なされることになります。

従って、扶養に入れない場合は失業保険受給でも国民健康保険や国民年金の支払いが発生します。

扶養に入る条件

  • 税制面の扶養:納税者と生計を同じくし年間所得が38万円以下(給与所得のみの場合は年収103万円以下)の人
  • 社会保険の扶養:健康保険の被保険者と生計を同じくする配偶者の年収が130万円未満の人

上記の扶養条件よりも失業保険受給額が高い場合は扶養に入ることは出来ませんので、失業保険の受給と扶養に入るタイミングは非常に重要と言えます。

このような、失業保険を受給中に扶養にはいるべきタイミングや注意点などを「失業保険の給付中に扶養に入ることは可能?バレるとどうなるのか解説」にて解説をしておりますのでご参照頂ければと思います。

まとめ

失業保険は失業者の生活を支援する目的であることから所得扱いにはならず税金の徴収は行われません。

ただし、失業保険の受給額が扶養条件を超える場合は、国民健康保険や国民年金の支払いが必要になりますので失業保険を受給するタイミングが非常に重要になります。

その際、間違っても不正受給などを行わないように注意してください。失業保険の不正受給は密告や聞き取り調査で必ずバレるって本当?」にて不正受給に該当するケースや罰則について解説をしておりますのでご参照頂ければと思います。









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