七十七銀行のリバースモーゲージ「シニアハウスサポートプラン」を解説







七十七銀行は宮城県仙台市に本店を構えており地方銀行の中では比較的規模の大きい銀行です。この七十七銀行は「シニアハウスサポートプラン」の愛称でリバースモーゲージの提供を行なっておりますので、今回はこの七十七銀行のリバースモーゲージについて解説を行いたいと思います。

七十七銀行のリバースモーゲージ「シニアハウスサポート」の概要

愛称の通り住宅に関連したリバースモーゲージを提供しています。基本的な設計としては住宅金融支援機構の住宅融資保険を活用した内容となっていますが、どのような点に優位性があるのか詳細を確認してみましょう。

利用年齢申し込み時の年齢が60歳以上であり80歳以下の方
所得条件年金等の安定した収入を確保できる方
担保住宅戸建(土地・建物)
資金使途
  1. 契約者が居住する住宅の新築や建て替え及び購入(中古住宅を含む)資金等
  2. 契約者が居住する住宅の新築(建替)等に伴う土地(借地権)の取得および造成資金等
  3. 契約者が居住する住宅の借換え資金等
  4. 子ども世帯等が居住する住宅の新築(建替)または購入(中古住宅を含む)資金等(リフォーム対象外)
  5. 契約者が居住する住宅または3年以内の定期借家契約により第三者に賃貸するための住宅のリフォーム資金等
  6. サービス付き高齢者向け住宅の入居一時金
  7. 上記に伴う長期火災保険料、取扱手数料等
融資極度額
  • 資金使途が「1」、「2」、「4」の場合は5,000万円が上限
  • 資金使途が「3」の場合は5,000万円が上限※借換え対象となる既存住宅ローンの資金使途がリフォーム等の場合、1,500万円が上限
  • 資金使途が「5」、「6」の場合は1,500万円が上限
融資極度額の見直し年1回、面談や電話等により、現況確認あり。金利の見直しは定期的に発生
金利
  • 不動産評価額の50%以内の借り入れ:3.475%
  • 不動産評価額の50%以上60%以内の借り入れ:3.975%
返済方法原則契約者の死亡後に一括返済となるが、連帯債務の場合は、債務者および連帯債務者が死亡した後に返済が発生する
保証人原則不要
事務手数料108,000円
対象地域宮城県

七十七銀行の金利は最大3.975%と非常に高い

東北地方を中心にリバースモーゲージを提供する金融機関は、北都銀行荘内銀行が七十七銀行以外にありますが、共に金利は3.475%となっています。一方で七十七銀行の金利は3.475%〜3.975%とこの2銀行に比べても高い金利設定となっています。実際にどの程度金利の支払いに差が出てくるのかシミュレーションしたいと思います。

七十七銀行の金利をシミュレーション

七十七銀行の金利3.475%であれば北都銀行や荘内銀行と同水準ですが、3.975%の場合は年間で2.5万円の金利支払いの差が生まれてしまいます。10年間で25万円も多く金利の支払いが発生してしまうため、やはり高いと言わざる追えないでしょう。

銀行名借入金金利年間金利支払額
七十七銀行5,000,0003.475%173,750
七十七銀行5,000,0003.975%198,750

宮城県をリバースモーゲージの対象にしている金融機関の比較

また、宮城県をリバースモーゲージの対象にしている金融機関は、七十七銀行、北都銀行、荘内銀行に加えて東京スター銀行りそな銀行がありますので全5銀行の金利と資金使途を比較したいと思います。

宮城県をリバースモーゲージの対象にしている金融機関の比較

5つの銀行を比較すると東京スター銀行が金利面や資金使途で非常に優位であることが分かります。宮城県にお住いの方は七十七銀行に口座を持つ方も非常に多く馴染みのある銀行であると思いますが、リバースモーゲージに関しては東京スター銀行を検討した方が良いかもしれません。

銀行名金利資金使途
七十七銀行

 不動産評価額の50%以内

  • 3.475%
  • 契約者が居住する住宅の新築や建て替え及び購入(中古住宅を含む)資金等
  • 契約者が居住する住宅の新築(建替)等に伴う土地(借地権)の取得および造成資金等
  • 契約者が居住する住宅の借換え資金等
  • 子ども世帯等が居住する住宅の新築(建替)または購入(中古住宅を含む)資金等(リフォーム対象外)
  • 契約者が居住する住宅または3年以内の定期借家契約により第三者に賃貸するための住宅のリフォーム資金等
  • サービス付き高齢者向け住宅の入居一時金
  • 上記に伴う長期火災保険料、取扱手数料等

不動産評価額の50%以上60%以内

  • 3.975%
北都・荘内銀行
  • 3.475%
  • 原則自由
東京スター銀行
  • 2.91%
  • 原則自由
りそな銀行

担保不動産の評価額の60%以内

  • 2.975%
  • 住宅の建築、購入に関する資金
  • 住宅のリフォーム資金

不動産の評価額の50%以上60%以内の場合

  • 3.475%

配偶者が連帯債務者であれば配偶者が無くなった後に返済が始まる

七十七銀行のリバースモーゲージ「シニアハウスサポートプラン」は、配偶者を連帯債務者にすることで、契約者死亡後も返済は発生せずに継続的に住宅住み続けることが可能です。返済時期は、この連帯債務者が死亡した時から始まりますので配偶者が自宅を失ってしまうというリスクを回避することができるでしょう。

連帯債務者にも条件がある

一方で、連帯債務者になるには返済能力や金利の支払いができるということが最低でも条件になります。例えば、年金収入が一定額安定的に支給されているなどの条件をクリアしている必要があります。また、年1回の頻度で契約者や連帯債務者の面談が行われことも加えてお伝えさせていただきます。

対象地域と取り扱い支店

七十七銀行のリバースモーゲージ「シニアハウスサポートプラン」は「宮城県」のみを対象にしております。以下相談窓口を記載させていただきますので詳細について問い合わせを行いたい場合は以下よりご連絡をお願いします。

まとめ

七十七銀行のリバースモーゲージ「シニアハウスサポートプラン」について解説を行いました。金利は定期的に見直しがされますが、現在の状況は高いと言わざるおえないでしょう。それでも長年使ってきた銀行で信頼できる。という方は七十七銀行のリバースモーゲージについて問い合わせをすることをおすすめします。









ABOUTこの記事をかいた人

老後資金の教科書

老後資金の教科書は老後の生活をより豊かにするために、金融や老後に関する法改正などを中心に解説記事を掲載しています。 リバースモーゲージ、介護保険問題、年金カット法案、高額医療費の自己負担の増加など難しい制度を分かりやすくご紹介します。