第四銀行のリバースモーゲージ「住まいの架け橋」を解説







第四銀行は新潟県に本店を置く地方銀行で「住まいの架け橋」の愛称でリバースモーゲージの提供を行なっています。この「住まいの架け橋」は「だいし住み替え住宅ローン」、「だいし空き家活用型リフォームローン」、「だいし空き家活用型リバースモーゲージローン」の3つの商品分かれています。今回は、その中で「だいし空き家活用型リバースモーゲージローン」について解説を行います。

第四銀行のリバースモーゲージ「住まいの架け橋」の概要

それでは早速、第四銀行のリバースモーゲージ「住まいの架け橋」における「だいし空き家活用型リバースモーゲージローン」について公式サイトから重要箇所を抜粋し解説したいと思います。

利用年齢借入時の年齢が50歳以上であり71歳未満であることに加え完済年齢が82歳未満であること
所得条件返済に必要な安定した所得をお持ちの方
担保住宅賃貸収入で得られる家賃に対して担保を設定
資金使途自由
融資極度額5000万円以内
融資極度額の見直しなし
金利3.225%:変動金利 住宅ローン基準金利+0.5%
返済方法JTIの保証賃料80%額を返済に充てる
保証人不要
事務手数料事務手数料:54000円
対象地域新潟県

第四銀行のリバースモーゲージは家賃返済型

第四銀行のリバースモーゲージ「住まいの架け橋」はJTI(一般社団法人 移住・住みかえ支援機構)と提携をしていますので、現在の住宅を賃貸しその家賃に対して担保設定がなされます。通常のリバースモーゲージとの違いを確認すると、住み替えが必要になることや毎月元金+金利の返済が必要になる点が大きいでしょう。

項目担保住み替え返済
通常のリバースモーゲージ戸建(土地・建物)なし契約者死亡後一括
第四銀行のリバースモーゲージ賃貸後の家賃収入あり毎月返済

以下、第四銀行のリバースモーゲージについて解説を行いますが、通常のリバースモーゲージについて詳しく知りたい方はリバースモーゲージとは|1から理解し使いこなすための全知識をご参照頂ければと思います。

住み替えが必ず発生する

上記のように住み替え後の自宅を賃貸させるため契約者は住み替えが必要になります。そのため、住み替え後に賃貸マンションなどに居住する場合は家賃が発生することも想定しておきましょう。リバースモーゲージで一定額の資金を借り入れし毎月の家賃収入が2割程度入ると想定できますので、その資金を活用しながら住み替え後の家賃を支払うことになるでしょう。

毎月の返済は家賃収入の80%

住宅を賃貸する際は、JTI(一般社団法人 移住・住みかえ支援機構)の審査を行い家賃保証を設定してもらいます。この家賃保証とは仮に入居者が見つからない空白の期間でも毎月一定の家賃をJTIが保証してくれる仕組みです。その補償額に対して80%を金融機関に返済することで徐々に借入金を減らしていくこととなります。そのため、基本的に契約者は赤字になることなく家賃保証から毎月返済できるので嬉しい制度とも言えます。

JTI(一般社団法人 移住・住みかえ支援機構)の公式サイト:http://www.jt-i.jp/

返済期間は82歳未満までに完済する必要がある

JTI(一般社団法人 移住・住みかえ支援機構)の家賃保証がありますので基本的には問題なく返済ができるのですが、完済を82歳未満に設定する必要があります。従って、家賃保証が10万円だった場合、毎月の返済額(元金+金利)は8万円です。そして、65歳から80際まで15年間契約すると借り入れできる金額は1440万円になります。

第四銀行のリバースモーゲージ金利は3.225%

第四銀行の「住まいの架け橋」は変動金利、住宅ローン基準金利+0.5%で現在3.225%の金利になっています。この基準は地方銀行では平均並みと言えますが、同県で同じくリバースモーゲージの提供を行なっているりそな銀行とは拮抗する金利と言えます。

銀行名金利
第四銀行3.225%
りそな銀行担保不動産の評価額の60%の場合:2.975%
担保不動産の評価額の50%超60%以下の場合:3.475%

金利だけを見るとケースバイケースになる可能性が高いでしょう。りそな銀行は資金使途が住宅関連に制限されますが、融資額次第では2.975%の金利で借り入れができます。一方で、第四銀行は資金使途が自由でありながら住み替えが発生する商品なので一概にどちらがおすすめとは言いづらい内容です。目的に合わせて比較検討を行うことが望ましいと言えるでしょう。

契約者死亡後の配偶者が返済の必要あり

第四銀行の「住まいの架け橋」は基本的には毎月返済であり、かつ担保にした家賃から返済をおこないますので契約者が死亡し配偶者が相続した場合も同様に契約が続くでしょう。基本的には家賃保証がありますので配偶者が返済で困ることもないと想定できますが、事前に契約の際に契約者死亡後のことについても相談をすることをおすすめします。

繰り上げ返済も手数料無料で可能

また契約者が死亡した時に、残れされた配偶者がリバースモーゲージの契約を解約したいと思った場合は繰り上げ返済を行い債務を無くすことで契約解除することが可能になります。基本的には家賃保証もあるのでこのようなケースは希になると思いますが必要に応じて活用するようにしましょう。

まとめ

第四銀行の「住まいの架け橋」について解説を行いました。住み替えが必要にはなりますが、JTIの家賃保証内での返済となるため通常のリバースモーゲージよりはリスクを下げやすいと想定ができます。すでに、住み替えを検討しており、現在の自宅の扱いに困っている方はぜひ一度検討することをおすすめします。

「住まいの架け橋」その他の商品

住まいの架け橋にはその他、「だいし住み替え住宅ローン」、「だいし空き家活用型リフォームローン」という商品もあります。それぞれ基本的には住宅を活用した借り入れの制度になりますが、商品よって制度が異なります。そのため、以下より第四銀行の「住まいの架け橋」の公式ページを参照できますのでご確認頂ければと思います。









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