りそな銀行のリバースモーゲージ「あんしん革命」を解説







三大メガバンクに続く大手金融機関であるりそな銀行もリバースモーゲージを提供しています。主要都市に支店をもつりそな銀行ですが、特に、埼玉県に営業網張る埼玉りそな銀行と合わせてリバースモーゲージ「充実生活」の制度を解説したいと思います。

りそな銀行のリバースモーゲージ「安心革命」の概要

りそな銀行のリバースモーゲージ「安心革命」はどのような制度設計になっているのかりそな銀行の公式サイトより一部抜粋をしながら特徴を確認していきましょう。

利用年齢申し込みは年齢60歳以上から80歳以下まで
所得条件年金収入程度の年収があれば申し込み可能
担保住宅戸建(土地・建物)
資金使途
  • 住宅の建築、購入に関する資金
  • 住宅のリフォーム資金
融資極度額
  • 住宅の購入資金:5000万円
  • 住宅のリフォーム資金:1500万円
  • 住宅の建設、購入の所用資金:工事費用の100%相当額
  • 不動産評価額の60%
融資極度額の見直し資金使途が定められているため見直しは発生しない
金利変動金利:基準金利+0.5%
返済方法債務者死亡後に一括返済、金利は毎月払い
保証人住宅金融支援機構の保証に加入するため、個人では不要
事務手数料108000円
対象地域北海道,宮城県,茨城県,栃木県,群馬県,東京都,埼玉県,千葉県,神奈川県,新潟県,山梨県,長野県,静岡県,愛知県,三重県,滋賀県,京都府,大阪府,兵庫県,奈良県,和歌山県,広島県,福岡県,熊本県

※利用条件に”りそな銀行の営業区域内であること”と記載がありますので、りそな銀行の支店がある都道府県を対象地域として掲載しています。実際のご利用はりそな銀行へ直接お問い合わせをお願いします。

金利は借入金により変動

りそな銀行のリバースモーゲージ「安心革命」は借入金によって金利が2.975%〜3.475%まで変動します。この内訳を確認してみましょう。

金利条件金利
担保不動産の評価額の60%の場合2.975%
担保不動産の評価額の50%超60%以下の場合3.475% 

金利設定は比較的高い

用途が限定されているケースや資金使途が明確なケースは金利が安くなる傾向がありますが、りそな銀行のリバースモーゲージ「安心革命」は少々高めの金利設定と言えるでしょう。それぞれの金利額を比較してみましょう。

りそな銀行のリバースモーゲージ「あんしん革命」の金利を計算

銀行名借入金金利年間金利支払額
りそな銀行5,000,0003.475%173,750
5,000,0002.975%148,750
三菱東京UFJ銀行5,000,0002.475%123,750
みずほ銀行5,000,0002.975%148,750
東京スター銀行5,000,0002.906%145,300

やはり他の金融機関に比べると少々高い金利の設定になっていることが分かります。2.975%で借り入れができれば他の金融機関と同程度ですが、3.475%で借り入れすると東京スター銀行よりも2.8万円高く借り入れる事になります。10年間にするとおよそ28万も高くなりますので慎重に検討をしたいとことです。

リバースモーゲージの対象地域が非常に広い

金利が高い一方、最大の特徴として利用できる対象地域が広いことが挙げられます。りそな銀行の公式サイトには、営業区域内が基本的にリバースモーゲージの対象になると記載があります。あくまで、実際の物件の状態や対象とする都道府県でも対象外のエリアがある。などの制約はつきますが、りそな銀行の支店がある県をご紹介します。

りそな銀行のリバースモーゲージ「あんしん革命」が利用できる都道府県

北海道,宮城県,茨城県,栃木県,群馬県,東京都,埼玉県,千葉県,神奈川県,新潟県,山梨県,長野県,静岡県,愛知県,三重県,滋賀県,京都府,大阪府,兵庫県,奈良県,和歌山県,広島県,福岡県,熊本県

※りそな銀行の支店がある県を掲載しています。実際にリバースモーゲージが活用できるかはりそな銀行へ直接お問い合わせをください。

資金使途が決まっているため配偶者への相続はできない

りそな銀行のリバースモーゲージ「安心革命」は資金使途が住宅のリフォームに限定されています。そのための必要資金のみを借り入れしますので、契約者が亡くなった場合に配偶者が契約を承継するという考え方がありません。一方で返済期限は配偶者も連帯債務者となりますので双方が亡くなってからの返済になります。

配偶者は連帯債務者になる

配偶者の方は連帯債務者の扱いになりますので、世帯主同様に返済責任が発生します。連帯保証人は債務者が返済出来なくなった時に債務を保証する役割を担いますが、連帯債務者は債務者同様の債務を担う事になります。また、相続にへの債務を引き継ぐこともできません。

住宅金融支援機構の保証に加入

三菱東京UFJ銀行同様に、住宅金融支援機構の保証に加入する必要があります。この手続きはリバースモーゲージの契約の際に合わせて進行しますのでりそな銀行の担当者の方の指示に従い準備を行えば問題ないでしょう。また、住宅金融支援機構の保険料は三菱東京UFJ銀行同様にりそな銀行が負担しますので債務者の負担はありません。

老後の住み替え・リフォーム需要に最適

リバースモーゲージはエリアの制限が非常に強いため、地方都市でも提供している金融機関は数に限りがあります。そのため少々金利は高いのですが、全国的にサービスを提供しているりそな銀行のリバースモーゲージ「安心革命」は使い勝手が良い制度と言えるでしょう。その際、活用方法は住み替えリフォームに限定されますが、住宅が老朽化した高齢者や介護用に住宅をリフォームしたい方にはおすすめと言えるでしょう。

住み替え後は車を手放し支出を削減

地方に在住しているとどこに行くにも車が必須。という方も多いと思います。ただ、老後の生活における車は事故や故障などで支出が大きく発生する可能性があります。加えて、維持費も年間で数十万円近く発生しますので、住み替えで都心部へ引越しを行い、車を手放すことで費用が大きく削減できます。住み替えで得られるメリットを十分に活用するようにしましょう。

まとめ

りそな銀行のリバースモーゲージ「安心革命」について解説を行いました。金利面や資金使途での制約はありますが、なにより幅広い地域に対応している点で利用をしやすい方も多いかもしれません。介護が必要になる前に住宅リフォームするなど事前に対策を講じるようにしましょう。









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老後資金の教科書

老後資金の教科書は老後の生活をより豊かにするために、金融や老後に関する法改正などを中心に解説記事を掲載しています。 リバースモーゲージ、介護保険問題、年金カット法案、高額医療費の自己負担の増加など難しい制度を分かりやすくご紹介します。