西武信用金庫のリバースモーゲージタイプローン 「生きいきライフ」を解説







西武信用金庫は東京都に本店を置く信用金庫で合計3つのリバースモーゲージを提供しております。今回は、その中の1つであるリバースモーゲージタイプローン「生きいきライフ」について解説を行いたいと思います。

リバースモーゲージの仕組みについては「リバースモーゲージとは|1から理解し使いこなすための全知識」をご参照ください。

西武信用金庫のリバースモーゲージ「生きいきライフ」の概要

それでは早速、西武信用金庫のリバースモーゲージタイプローン「生きいきライフ」の詳細を公式サイトから重要箇所を抜粋しお伝えしたいと思います。また、公式サイトだけでは不足する箇所について直接金融機関へ問い合わせを行い確認をしております。

商品タイプ毎月利息を支払うタイプ利息を元金に加えるタイプ
利用年齢申し込み時の年齢のが満55歳以上80歳未満申し込み時の年齢のが満65歳以上80歳未満
所得条件安定した収入が見込める方
担保住宅戸建(土地・建物)
資金使途原則自由
融資極度額500万円以上1億円以内
担保評価額の70%が上限
1000万円以上1億円以内
担保評価額の70%が上限から利用極度額が50%に設定される
融資極度額の見直し定期的に担保評価額の見直しあり
金利2.475%「住宅ローンプライムレート」+1%の変動金利
返済方法契約者死亡後に一括返済
保証人原則不要
事務手数料担保設定事務手数料32,400円
対象地域東京都,埼玉県

商品は2つのタイプに分かれる

西武信用金庫のリバースモーゲージタイプローン 「生きいきライフ」は毎月利息を支払う商品と利息は元金に加えてしまう商品の2つの種類があります。

利息を元金に加えるとは、毎月の利息支払いはなく、返済時にこれまでの利息をまとめて返済することとなります。具体的には借入金が1000万円で解約時の利息が200万円だった場合の返済額は1200万円となります。

2つの商品の大きな違いは融資極度額と利用極度額にあり

それでは、毎月利息を支払うことと、返済時にまとめて利息を支払うことで商品設計上、どのような違いがあるのか解説を行います。

「毎月利息を支払うタイプ」の場合は、担保評価額の70%まで融資極度額となり利用が可能です。一方で「元金に含めるタイプ」の場合は、担保評価額の70%まで融資極度額であることは変わりませんが、そこから融資極度額の50%が利用極度額となります。

従って、利息を元金に含める場合は、利用できる金額が担保評価額に対して大きく減ってしまうというのが懸念事項となるでしょう。

担保評価額1000万円の場合の融資極度額と利用極度額

 担保評価額融資極度額利用極度額
利息払い型10,000,0007,000,000
利息元加型10,000,0007,000,0003,500,000

利息元加型のメリットとは?

実際に利用できる金額が大幅に減ってしまう利息加型ですが、毎月の利息支払いが無いことから契約終了までリバースモーゲージにおける支出を削減することが可能です。

この方法でリバースモーゲージを契約する場合におすすめしたいのが、現在の住宅を売却し新しく購入する住宅にリバースモーゲージの担保を設定する方法です。所謂「使い切りの終の住処」と言えるでしょう。

これは金融機関に上記のような活用方法が認められるか確認をする必要がありますが、現在お住いの住宅を担保設定にするのではなく、これから新しく購入する住宅に担保をかけてしまうことで住宅の購入資金を賄うことができるのです。

そうすることで、毎月の支払いが無く新築住宅に住み替えをすることが可能になりますが、注意点としては利用極度額の範囲内で新築住宅を購入することができるか否かとなるでしょう。

詳しくは「リバースモーゲージを活用し新築物件を購入する方法」にて解説をしておりますのでご参照ください。

借入金が700万円を超える場合は会員になる必要あり

西武信用金庫のリバースモーゲージは借入金が700万円を超える場合、西武信用金庫の「金庫の出資金」を購入し会員になる必要があります。

出資金は200口1万円からとなりますので700万円以上の借り入れをする場合は念頭におきましょう。

西武信用金庫のリバースモーゲージ金利は2.475%

西武信用金庫のリバースモーゲージ金利は2.475%となっております。

東京都、埼玉県を中心にリバースモーゲージを提供する金融機関の中でも非常に低い金利で提供しておりますが、リバースモーゲージの激戦区である東京都は比較する金融機関も非常に多いことから主要銀行で金利を比較したいと思います。

東京都・埼玉県でリバースモーゲージの活用ができる金融機関

東京都と埼玉県を中心にリバースモーゲージを提供している金融機関の代表格である東京スター銀行三井住友銀行三菱東京UFJ銀行みずほ銀行にて金利を比較すると、やはり東京スター銀行の金利が際立って低いのですが、それ以上に西武信用金庫の金利の低さは利用者にとって非常に喜ばしい制度でしょう。

銀行名金利
西武信用金庫2.475%
東京スター銀行2.906%
三井住友銀行2.975%
三菱東京UFJ銀行2.975%
みずほ銀行フリー口:3.475%
目的口:2.975%

契約者が亡くなった場合も配偶者の引継ぎ可能

リバースモーゲージの契約終了時期は契約者が亡くなった時となりますが、西武信用金庫は契約者が亡くなった後も配偶者に契約を引き継ぐことが可能になります。

ただし、リバースモーゲージの契約条件を配偶者の方も満たしている必要がありますので、申し込み時に合わせて審査を行う必要があるでしょう。

まとめ

西武信用金庫のリバースモーゲージタイプローン 「生きいきライフ」について解説を行いました。

金利面で非常にメリットの高い西武信用金庫ですので、検討候補の筆頭に加えたい銀行と言えるでしょう。

ただ、リバースモーゲージは1銀行だけでなく複数の金融機関の話を聞き、一番自身に合う金融機関を選択するようにしましょう。その際リバースモーゲージを一括比較できるAvenuを活用することでまとめて比較することが可能です。

加えて、西武信用金庫のリバースモーゲージタイプローン 「生きいきライフ」については下記より詳細をご確認ください。









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