豊田信用金庫の「とよしんリバースモーゲージローン」を解説







豊田信用金庫は愛知県に本店を置く信用金庫で「とよしんリバースモーゲージローン」の愛称でサービスを提供しております。

愛知県はリバースモーゲージを提供している金融機関が6銀行とそこまで多くはないものの、しっかりと比較検討を行いたいところです。そこで今回は、豊田信用金庫の「とよしんリバースモーゲージローン」について解説を行います。

リバースモーゲージの概要については「リバースモーゲージとは|1から理解し使いこなすための全知識」をご確認ください。

豊田信用金庫の「とよしんリバースモーゲージローン」の概要

それでは早速、豊田信用金庫の「とよしんリバースモーゲージローン」の詳細を公式サイトから重要箇所を抜粋し、お伝えしたいと思います。また、公式サイトだけでは不足する箇所については直接金融機関へ問い合わせを行い確認をしております。

利用年齢契約時の年齢が55歳以上80歳未満であり配偶者がいる場合は配偶者の年齢が50歳以上
所得条件公的年金など安定した収入が確保できる方
担保住宅戸建(土地・建物)
資金使途原則自由
融資極度額500万円以上1億円以内であり10万円単位で借り入れが可能。
土地担保評価額の50%が融資極度額に設定される
新規の借り入れは満86歳の誕生日前日まで
融資極度額の見直し年に1回の見直しがあり、担保評価額が下がった場合に融資極度額も下がる可能性あり。
その際に、借入金が融資極度額を上回った場合は、超過分を一括返済する必要がある
金利3.475%:個人住宅ローンプライムレートを基準金利とする変動金利
返済方法契約者死亡後に住宅の売却にて一括返済
保証人原則不要だが、配偶者の方は連帯保証人になる必要がある
事務手数料事務手数料10万円、別途不動産担保手数料が発生
対象地域愛知県

豊田信用金庫のリバースモーゲージ金利は3.475%

豊田信用金庫のリバースモーゲージの金利は3.475%となっております。(掲載日現在)

3.0%〜3.5%の間でリバースモーゲージの金利を提供している金融機関が多く、豊田信用金庫も平均並の金利と言えるでしょう。余計な支出を削減するためにも金利の料率は金融機関を選定する重要な項目の1つです。

そのため、複数の金融機関の金利を比較したいと思いますが、愛知県でリバースモーゲージを提供している、三井住友銀行北陸銀行東京スター銀行の3銀行と豊田信用金庫の金利を比較したいと思います。

愛知県でリバースモーゲージを提供する金融機関の金利を比較

愛知県でリバースモーゲージを提供している金融機関の金利を比較すると、北陸銀行の金利が低い点に目がいきます。

銀行名資金使徒金利住み替え有無
豊田信用金庫自由3.475%なし
東京スター銀行自由2.906%なし
三井住友銀行自由2.975%なし
北陸銀行自由2.325%あり

北陸銀行のリバースモーゲージは現在のお住いの住宅を賃貸として貸し出しを行い、この賃貸収入を担保にするリバースモーゲージとなるため、必ず住み替えが発生することになります。そのため、引越しを望まない方にとってはおすすめが出来ませんが、それでも金利の低さを利点と言えるでしょう。

その他の金融機関は、住み替えが発生せず、資金使徒も自由であることから同じ条件で比較することが可能になります。

同条件では、東京スター銀行が一番金利が低いことに加え、「預金連動型金利」を採用しているため、実際に口座から引き落としをした分にしか金利が発生しないことから全体的に金利の支払いを抑えられる傾向にあります。従って金利面では東京スター銀行を活用する方がメリットが高いと言えるでしょう。

配偶者への契約引き継ぎが可能

リバースモーゲージは契約者が亡くなった後に債務の返済が発生します。この債務の返済は担保住宅を売却し返済することとなりますので、現在お住いの住宅を手放す必要が出てきます。

その際、配偶者がいる方は住宅を売却し転居する必要が出てしまうことがデメリットの1つとして言われております。

豊田信用金庫の場合は、契約者が亡くなった後も配偶者に契約を引き継ぎすることができるため、残された配偶者が自宅を失ってしまうというデメリットを回避することが可能になります。

融資極度額は500万円から1億円だが担保評価額の50%までが上限

融資極度額は500万円から1億円以内で担保評価額の50%を上限に設定されます。加えて担保評価は「土地のみ」となりますので建物部分は担保評価から除外されてしまいます。それでも返済時には建物部分も合わせて売却する必要がありますので、実際に借入できる金額は期待値を下回ることになるでしょう。

項目担保評価に含む売却が必要
土地
建物

仮に土地1000万円、建物1000万円の合計2000万円の不動産資産をお持ちの方でも、リバースモーゲージで借入できるのは500万円のみとなります。

これでは、リバースモーゲージを活用するよりは売却し転居した方が得。という考えが出てきます。

もちろん転居後は賃料負担が発生することからどちらが良いのか判断に迷うことになりますが、豊田信用金庫以外のリバースモーゲージは「土地+建物」の評価額の7割りを融資極度額に設定してくれる金融機関もありますので複数を検討した方が良いでしょう。

配偶者の方は連帯保証人となる必要がある

一方で、担保評価額の50%しか借入できない。という点をポジティブに考えるならば、契約の終了時に自宅を売却する際に売却益だけでは借入金の全額が返済できない。という問題を回避できる可能性が高まります。

通常、多くのリバースモーゲージで配偶者がいる場合は連帯債務者や連帯保証人などになる必要があることから残された配偶者に負債を残さないという点で安心と言えます。

また、住宅の売却を金融機関に任せて競売させるのでは、任意売却を行うことで「売却益ー借入金=売却余剰金」が生まれた場合、そのお金は配偶者の資産となります。

ただし、売却益が出るか出ないかはその時にならないと分からないことなので、予測ができないリスクも介在していることをご留意ください。

豊田信用金庫のリバースモーゲージまとめ

豊田信用金庫の「とよしんリバースモーゲージローン」について解説しました。制度自体は一般的なリバースモーゲージと言えますが、やはり土地評価額に対して50%しか借入が出来ないのはデメリットと言えます。

従って、愛知県にお住いの方は、まず東京スター銀行に問い合わせを行なった上で、その他の金融機関に問い合わせを行う方が良いでしょう。









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